令和7年度宅地建物取引士資格試験の実施結果
令和7年度宅地建物取引士資格試験 合格基準点・合格率
こんにちは。辰巳地所の高場です。
11月26日、一般財団法人不動産適正取引機構から、令和7年度宅地建物建物取引士資格試験の実施結果が発表されました。
合格基準点は33点、合格率は18.7%でした。
宅地建物取引業法の一部改正に伴い、2015年4月1日から、「宅地建物取引主任者」が「宅地建物取引士」へ名称が変更となりました。
この影響で試験が難化したという意見もありますが、実際はどうなのでしょうか。

(出典:一般財団法人不動産適正取引機構HP)
実施概要
(1)試験日 令和7年10月19日(日曜日)
(2)試験会場 47都道府県 257会場
(3)申込者数 306,099人(男196,693人 女109,406人)
うち、登録講習修了者 56,922人(男35,193人 女21,729人)
(4)受験者数 245,462人(男156,334人 女89,128人)
うち、登録講習修了者 50,920人(男31,386人 女19,534人)
(5)受験率 80.2%(男79.5% 女81.5%)
うち、登録講習修了者 89.5%(男89.2% 女89.9%)
(出典:一般財団法人不動産適正取引機構HP)
合格者の概要
(1)合格者数 45,821人(男28,331人 女17,490人)
うち、登録講習修了者 12,316人(男7,276人 女5,040人)
(2)合格率 18.7%(男18.1% 女19.6%)
うち、登録講習修了者 24.2%(男23.2%人 女25.8%)
(3)平均年齢36.2歳(男36.4歳 女35.9歳)
(4)職業別 不動産業33.2% 金融業8.1% 建設業8.7% 他業種27.9%
(5)構成比 学生10.9% その他11.3%(昨年度より「主婦」はその他に含んでいる。)
(出典:一般財団法人不動産適正取引機構HP)
今年の宅建士トピックス
今年8月、株式会社インテリックス及び子会社(株式会社FLIE)に在籍していた元従業員1名が、宅地建物取引士証を偽造し、宅地建物取引士の専任業務である重要事項説明、35条書面・37条書面への記名を行ない、2022年6月〜25年8月の間に、78件の契約に関わった不正行為が発覚し、話題となりました。





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