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はじめに

市原市立小学校の2026年度入学式は、2026年4月10日(金)に実施されます。

今年から小学校に入学するお子様を持つ家庭も多いかと存じますが、小学生になると一人で行動する機会が増え、犯罪被害に遭いやすくなります。

この記事では、千葉県警察の犯罪分析結果をもとに、子供に向けた防犯標語「いかのおすし」の意味と成り立ちを解説し、家庭での教え方、ロールプレイ等、毎日の安全確認や訓練にすぐ使える内容をまとめました。

千葉県警察の不審者情報分析結果から学ぶ子供の被害の特徴

分析結果の特徴

千葉県警察では、県民から各警察署に寄せられた不審者情報のうち、13歳未満の子供を対象とした事案約1,100件の分析結果について、「行為」「被害者の年齢」「被害者の男女」「発生時間帯」に分けて、ホームページで公表しています。

分析結果では以下の特徴が挙げられています。

・行為は声かけが37.5%と一番多い

・小学生になると被害が増加する

・被害者の約27.5%は男児

・被害は登下校の時間帯に集中している

行為別

・1位:声かけ 37.5%

・2位:つきまとい 16.2%

・3位:容姿撮影 11.2%

・4位:痴漢 10.9%

・5位:露出 9.3%

出典:千葉県警察「不審者情報の分析結果(令和6年中)」

被害者の年齢別

・1~5歳:2.4%

・6歳:5.0%

・7歳:14.1%

・8歳:13.3%

・9歳:15.6%

・10歳:15.1%

・11歳:13.5%

・12歳:14.1%

・不明:6.9% 

※不明:目撃情報等により、被害児童が不明である場合

出典:千葉県警察「不審者情報の分析結果(令和6年中)」

被害者の男女別

・女児:66.1%

・男児:27.5%

・不明:6.3%

※不明:目撃情報等により、被害児童が不明である場合

出典:千葉県警察「不審者情報の分析結果(令和6年中)」

発生時間帯別

・7時:9.0%

・14時:14.1%

・15時:23.9%

・16時:15.7%

・17時:9.1%

出典:千葉県警察「不審者情報の分析結果(令和6年中)」

「いかのおすし」とは何か

「いかのおすし」の5つの意味

「いかのおすし」は子どもが危険を回避するための短く覚えやすい防犯標語であり、具体的には「いかない」「のらない」「おおごえをだす」「すぐににげる」「しらせる」の五つの行動を示しています。

語呂がよく子どもに定着しやすい点が特徴で、日常の登下校や公園での遊びの場面等において危険を未然に防ぐための基本行動として広く普及しています。

・いか:知らない人について「いか」ない

・の:知らない人の車に「の」らない

・お:危ないときは「お」おごえで助けを呼ぶ

・す:「す」ぐに逃げる

・し:大人に「し」らせる

成り立ちと防犯標語としての役割

「いかのおすし」は語呂のよさと語彙の簡潔さから生まれた防犯標語であり、子どもが短時間で覚えられる点が大きな利点です。

防犯標語としての役割は、危険回避の基本行動を日々の生活の中で反復しやすくすることであり、学校や家庭、地域の安全教育で共通言語になることにより、子どもがいざというときに迷わず行動できる確率を高めます。

覚えやすい合言葉を家庭や学校で繰り返し使うことにより長期的な記憶の定着が期待でき、さらに視覚教材や歌、ロールプレイと組み合わせることで実際の行動につながりやすくなります。

家庭での教え方とポイント

家庭で「いかのおすし」を教える際は、まず親自身が正しい意味と目的を理解し、子どもの年齢に応じた具体例を用いて伝えることが重要です。

日常生活の中で短時間の繰り返し学習を行い、不安を煽らずに安心感を持たせながらも危険回避の習慣化を図ることがポイントです。

年齢別の教え方(低学年〜高学年)—小学生に合わせた伝え方

低学年では絵本や紙芝居、簡単なロールプレイで「危ないときはこうする」と視覚と体験で教えるのが有効です。

中学年では実際の行動例を増やし、友だち関係や知らない人の誘いを題材にしたディスカッションを取り入れ、高学年では携帯やSNSの危険、帰宅時間帯の判断など自己管理スキルに踏み込んだ教育を行います。

年齢に合わせて具体度を上げることで理解と実践力が育ちます。

子どもの不安に寄り添う伝え方と親の行動指針

防犯教育は不安を煽らず「できること」を増やす姿勢で行うことが重要で、子どもが心配を打ち明けたときにはまず話をじっくり聞き、感情を受け止めたうえで具体的な対処法を一緒に考えることが大切です。

親は常に冷静に対応し、日常的に連絡手段や帰宅ルートを確認するなどの安全行動を示すことで子どもに安心感を与えます。

不審者対策の実践練習:ロールプレイ

ロールプレイは場面設定を簡潔にして、子どもが演じやすい役割を与えるのがポイントです。

例えば「知らない人に帰り道を聞かれたとき」「一人で遊んでいるときに車が近づいてきたとき」などを設定して練習します。

練習後は振り返りの時間を取り、どこが良かったか改善点を話し合うことで学びが深まります。

場面1:知らない人に声をかけられたらどうするか

場面2:車に誘われたらどうするか

場面3:迷子になったときの行動

不審者に遭遇したときの優先行動(いかない・大声・すぐ逃げる等)

不審者に遭遇した際の優先行動はまず「その場から離れる」ことと「大声で助けを求める」こと、そして「安全な大人に知らせる」ことの3点です。

具体的には知らない人から声をかけられても付いていかず、危険を感じたら防犯ブザーを鳴らしつつ、人通りの多い場所へ移動し、近くの大人や交番に助けを求めます。

常時携帯する持ち物の確認

小学生になると子供一人で行動する機会が増えるため、防犯ブザーや子供用GPSを常時携帯させることが有用です。

毎日使う持ち物に対して防犯ブザー複数用意し、ランドセルの他、塾や習い事に使用するバッグにも付けることや、電池・紐の点検を定期的に行うことが重要です。

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    高場智浩
    千葉県市原市出身/在住。法政大学文学部史学科卒。 賃貸仲介を経て、2015年8月より売買仲介に従事しています。 城南・城西エリア、横浜市、川崎市、熱海市、湯河原町を中心に一都三県において、約400件の購入・売却のお手伝いをさせていただきました。購入・売却・住宅ローン等、不動産に関することは何でもご相談ください。
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