市原版ヒヤリハットマップとは?通学路・生活道路の危険箇所を確認する方法
子どもが小学校へ入学し、一人で登下校するようになると、それまで何気なく通っていた道の見え方が変わります。
「この交差点は車が曲がってくるのを確認しにくい」「歩道が途切れる場所がある」「朝はそれほどでもないのに、夕方になると交通量が増える」といったことは、実際に歩いて初めて気付く場合も少なくありません。
大人には見通せる場所でも、背の低い子どもからは、塀や植木、駐車車両に視界を遮られることがあります。また、事故には至っていなくても、車や自転車と接近し、「危なかった」と感じた経験を持つ方もいるでしょう。
市原市では、こうした市民等の体験を集め、地図上で確認できる「市原版ヒヤリハットマップ」を公開しています。
ただし、このマップは交通事故が起きた地点を集計したものでも、将来事故が起こる場所を予測したものでもありません。地図の目的と限界を理解し、現地確認やほかの交通安全情報と組み合わせて使うことが大切です。
この記事では、市原版ヒヤリハットマップの作成背景、調査結果、見方、通学路を親子で確認する方法を紹介します。住宅を購入する前に、学校や駅までの経路を調べる際の活用方法についても見ていきましょう。
市原版ヒヤリハットマップとは
市原版ヒヤリハットマップは、通学や通勤などの途中で「事故にはならなかったものの、ヒヤリとした」「危ないと感じた」という体験を集め、地図上に表示したものです。
市原市は、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金、公益財団法人豊田都市交通研究所と連携し、収集したヒヤリハット体験をリスク評価したうえでマップを作成しました。調査は2023年に市原市教育委員会が行い、マップは2024年6月に公開されています。

事故には至らなかった「危ない体験」を地図に表示
交通安全を考えるときは、実際に起きた事故だけでなく、事故の一歩手前にあった体験にも目を向ける必要があります。
たとえば、次のような場面です。
- 交差点で曲がってきた車と接近した
- 駐車車両の陰から出たとき、走行中の車とぶつかりそうになった
- 歩道のない道路で、通過する車との距離が近かった
- 自転車と歩行者が狭い場所で交錯した
- 見通しの悪いカーブで、対向車に気付くのが遅れた
こうした体験は事故統計には表れませんが、普段利用している人だからこそ気付く道路の特徴を知る材料になります。
市原市全域と学校別の両方から確認できる
マップには、市原市全域から見る方法と、学校を選んで見る方法があります。
学校別の画面では、小学校または中学校を選択し、その周辺に寄せられたヒヤリハット体験を確認できます。市内全域を表示すれば、通学路だけでなく、通勤、買い物、通院などで利用する道路も広く見ることができます。
学校名から確認できるため、入学や転校の前に通学経路を考える際にも使いやすいでしょう。
どのような人を対象に調査した?
市原版ヒヤリハットマップは、子どもだけの体験から作られたものではありません。
調査時点における市内全40小学校の4~6年生とその保護者、全21中学校の1~3年生とその保護者に加え、小中学校の教職員等、市職員、市内11事業所の従業員等が調査対象となりました。
調査結果は次のとおりです。
| 項目 | 人数・件数 |
|---|---|
| 調査対象者数 | 29,014人 |
| 回答者数 | 8,935人 |
| 回答率 | 31% |
| 寄せられたヒヤリハット体験 | 3,436件 |
回答者の内訳を見ると、小学生・中学生だけでなく、保護者、教職員等、事業所従業員、市職員からも体験が寄せられています。複数の立場から道路を見た情報が含まれている点が、このマップの特徴です。
一方、対象となったすべての人が回答したわけではありません。回答率は全体で31%であり、市内で起きたすべてのヒヤリハット体験を網羅しているものではないことにも留意が必要です。
3,436件は交通事故件数や危険箇所数ではない
「ヒヤリハット体験3,436件」と聞くと、市原市内に3,436か所の危険地点があるように感じるかもしれません。
しかし、この数字は回答者から寄せられたヒヤリハット体験の件数です。交通事故の発生件数ではなく、3,436か所の異なる地点があることを意味する数字でもありません。
同じ場所について、複数の人から体験が寄せられている可能性があります。また、一人の回答者が複数の体験を回答している場合も考えられます。
したがって、
「市原市内に危険箇所が3,436か所ある」
「市原市で交通事故が3,436件起きた」
という読み方は適切ではありません。
反対に、マップに表示がない道路だから安全という意味でもありません。回答が寄せられなかった場所や、調査後に道路状況が変わった場所もあるためです。
マップは、市内すべての道路を安全・危険に分けるものではなく、寄せられた体験から日常の交通安全を考えるための材料として利用します。
市原版ヒヤリハットマップの見方
市原版ヒヤリハットマップを開くと、「学校区で見る」と「市原市全域を見る」という二つの入口があります。
市原市全域から確認する
市原市全域の表示は、市内を広く移動する方に向いています。
自宅から学校までの経路だけでなく、次のような場所へ向かう道路も確認できます。
- 駅やバス停
- スーパーや商業施設
- 医療機関
- 公園
- 学童保育
- 習い事の施設
- 通勤先
市原市は市域が広く、地域によって道路幅、交通量、歩道の有無などが異なります。よく利用する生活圏を地図上で広く見てから、気になる地点を確認すると分かりやすいでしょう。
小学校・中学校を選んで確認する
学校別に見る場合は、学校名を選択して結果を表示します。
通学経路の周辺にどのような体験が寄せられているかを見ることで、親子で実際に歩く場所を決める参考になります。
ただし、学校名を選んで表示される範囲は、指定通学路だけを示したものではありません。この点は、後ほど詳しく説明します。
色分けされた地点を確認する
マップでは、寄せられたヒヤリハット体験をリスク評価し、危険度別に色分けして表示しています。
色が目立つ地点だけを見るのではなく、実際にどのような場面で危険を感じたのかを確認することが大切です。
たとえば、同じ交差点でも、
- 車から歩行者が見えにくい
- 信号がない
- 自転車の速度が出やすい
- 駐車車両が死角をつくっている
- 朝と夕方で交通量が大きく変わる
など、注意する理由は異なります。
「危険度が高い地点だから避ける」という使い方だけではなく、どの方向から車が来るのか、どこで立ち止まるべきかを家族で話し合うために活用すると、地図の情報が具体的な行動につながります。
マップを見るときに知っておきたい注意点
市原版ヒヤリハットマップは便利な地図ですが、表示だけを見て道路や地域の安全性を断定することはできません。
道路整備の優先順位を示すものではない
マップの案内には、学校における児童・生徒への交通安全指導などに活用するものであり、道路整備などの優先順位を示すものではないと明記されています。
危険度の高い表示があるからといって、
- すぐに信号機が設置される
- 道路拡幅が決まっている
- 歩道整備が予定されている
- 通行が禁止されている
という意味ではありません。
道路改良や交通規制は、道路の構造、用地、交通量、事故状況、警察や道路管理者との協議など、さまざまな条件を踏まえて検討されます。
すべての地点が指定通学路とは限らない
学校別に表示できるため、マップ上の地点をすべて指定通学路だと思うかもしれません。
しかし、市原市通学路事故防止対策協議会の議事要旨では、マップ上で「大変危険」とされた56か所のすべてが指定通学路ではないことが確認されています。
学校別の表示は、学校周辺で寄せられた体験を見るためのものであり、指定通学路そのものを示す地図ではありません。
最新の指定通学路や登校方法については、学校や市原市教育委員会へ確認する必要があります。
2023年の体験をもとにした地図
マップの調査時期は2023年です。
その後に、
- 信号機や横断歩道が設置された
- 道路工事が行われた
- 歩道やグリーンベルトが整備された
- 店舗や住宅が建ち、交通量が変わった
- 空き地が駐車場になった
- 通学路が変更された
といった可能性があります。
2025年1月の協議会では、今後のマップ更新の有無や更新時期について、協議・検討していくとの回答が記録されています。少なくとも、現在表示されている内容をリアルタイムの道路状況と考えない方がよいでしょう。
危険度だけで道路や地域全体を評価しない
一つの交差点にヒヤリハット体験が集中していても、その地域全体が危険という意味ではありません。
反対に、表示が少ない地域でも、歩道がない、夜間が暗い、大型車が多いといった事情があるかもしれません。
地図は、現地を確認する場所を見つける入口です。住宅購入や転居の判断では、表示された色や件数だけでなく、実際の道路状況や利用する時間帯も見る必要があります。
通学路を家族で確認するときの使い方
通学路を確認する場合は、いきなり現地でスマートフォンを操作するのではなく、まず自宅でマップを見ます。
歩きながら画面に集中すると、かえって周囲への注意が薄れるためです。
自宅で気になる地点を確認する
最初に、物件や自宅から学校までの経路を地図でたどります。
途中に表示がある場合は、場所だけでなく、どのような体験が寄せられているかを見ます。
たとえば、車との接近に関する体験であれば、次のような点を現地確認の候補にします。
- 車が来る方向
- 横断する位置
- 信号や横断歩道の有無
- 子どもから車が見えるか
- 車の運転者から子どもが見えるか
- 別の経路へ回れるか
気になる地点を家族で共有したうえで、実際の通学時間に近い時間帯に歩いてみるとよいでしょう。
親子で実際の経路を歩く
保護者が一人で確認するだけでなく、子どもと一緒に歩くことも大切です。
大人は道路全体を見渡せても、子どもの目線では植木やブロック塀、駐車中の車に視界を遮られることがあります。
「ここは危ないから気を付けて」と伝えるだけでは、子どもが実際に何をすればよいのか分かりにくい場合があります。
次のように、行動まで具体的に話しておくと伝わりやすくなります。
「この角では、塀の手前で一度止まろう。」
「駐車している車の横から、すぐ道路へ出ないようにしよう。」
「信号が青でも、曲がってくる車が止まったことを見てから渡ろう。」
「雨の日は水たまりを避けて車道側へ出ないようにしよう。」
千葉県警察は、子どもへの交通安全教育として、道路横断時に「止まる・見る・待つ」を習慣付けることや、保護者が交通ルールを守って身近な手本になることを呼びかけています。
朝と下校時では交通状況が異なる
同じ道路でも、時間帯によって状況は変わります。
朝は通勤車両や登校する児童・生徒が集中し、夕方は買い物の車、自転車、下校する子どもが重なることがあります。
夏と冬では日没時刻が異なり、冬の下校時間には道路が暗くなっていることもあります。平日と休日、晴天時と雨天時でも見え方は変わります。
可能であれば、実際に利用する時間帯を変えて確認してみましょう。
現地で見ておきたいポイント
ヒヤリハットマップで気になる場所を見つけたら、現地では「危険そうか」という印象だけでなく、具体的な道路環境を見ます。
歩道・路側帯・横断歩道
歩道があるか、途中で途切れていないかを確認します。
歩道がない道路では、路側帯の幅、電柱や標識の位置、側溝のふたの状態なども見ておきたいところです。
横断歩道があっても、カーブの直後にある、植木や看板で見えにくいといった場合があります。子どもがどこで待ち、運転者から見える位置に立てるかを確認します。
交差点やカーブの見通し
信号のない交差点では、塀、建物、駐車車両などが視界を遮っていないかを見ます。
カーブミラーが設置されていても、子どもがミラーを正しく確認できるとは限りません。また、ミラーだけでは距離や速度を正確につかみにくいこともあります。
ミラーを見ることに加え、自分の目で安全を確認してから進む場所を決めておくとよいでしょう。
車の速度と交通量
道路幅が広いから安全、狭いから必ず危険とは限りません。
広い道路では車の速度が上がりやすく、狭い生活道路では歩行者と車の距離が近くなることがあります。
大型車が多いか、通勤時間帯に抜け道として使われていないか、車がすれ違う際に歩行者側へ寄ってこないかも確認します。
路上駐車や植木による死角
普段は見通しがよくても、送迎車両や宅配車が停車すると視界が変わる場所があります。
民家の植木が道路側へ伸びる季節や、ごみ収集日に集積所の周辺が見えにくくなることもあります。
一度見ただけで判断せず、日常的に起こりそうな状況も想像してみましょう。
雨の日や夕暮れ時の見え方
雨の日は傘で視界が狭くなり、車の運転者からも歩行者が見えにくくなります。
水たまりを避けようとして車道側へ膨らむ、側溝のふたが滑りやすいといった問題もあります。
夕暮れ時には、街灯の位置、照明の届かない場所、反射材や明るい服装の必要性も確認しておくと安心です。
学校別表示と指定通学路は同じではない
市原版ヒヤリハットマップでは学校名を選べますが、画面に表示される地点がすべて指定通学路というわけではありません。
2025年1月31日に開かれた市原市通学路事故防止対策協議会では、マップ上で「大変危険」とされた56か所について、「56か所の全てが指定通学路ということではない」と確認されています。
また、合同点検を行った9か所は指定通学路と重なっていたものの、それがヒヤリハットマップと指定通学路が一致するすべての地点という意味でもないと説明されています。
通学路については、次の情報を分けて考える必要があります。
- ヒヤリハット体験が寄せられた地点
- 学校が定める指定通学路
- 登校班が実際に利用している経路
- 児童・生徒が放課後や習い事で使う経路
- 道路管理者や警察が把握している事故・規制情報
転居や進学を予定している場合は、学校区だけでなく、指定通学路、登校班、通学方法についても学校へ確認するとよいでしょう。
公開後は通学路の合同点検にも活用
市原版ヒヤリハットマップは、家庭や学校での交通安全指導だけでなく、通学路の点検にも活用されています。
2025年1月31日の市原市通学路事故防止対策協議会では、マップ上で「大変危険」とされた56か所を精査し、そのうち9か所について合同点検を行ったことが報告されました。
合同点検には、市原警察署交通課のほか、市原市の地域連携推進課、土木管理課、道路維持課、教育総務課が参加しています。
点検した9か所のうち6か所について、各関係機関による対策を実施していく方針が示されました。また、今後もマップを活用し、グリーンベルトの敷設など新たな安全対策を検討するとしています。
ただし、これは2025年1月時点の協議会で示された方針です。
「56か所すべてで工事が行われた」「6か所の対策がすでに完了した」という意味ではありません。協議会では、用地取得などの事情により予定した対策が難しい場合には、学校での安全対策や別の実現可能な方法を検討する考えも示されています。
道路施設の整備だけでなく、交通安全教育や注意喚起を組み合わせながら対策を進める方針と考えられます。
千葉県警察の交通事故発生マップと組み合わせる
市原版ヒヤリハットマップと、千葉県警察が公開している交通事故発生マップは、役割が異なります。
市原版ヒヤリハットマップは、事故には至らなかったものの、市民等が危険を感じた体験をもとに作成されています。
一方、千葉県警察の「くらしの安全マップ」では、交通事故発生マップが公開されています。実際に発生した事故の情報を見るための入口として利用できます。
両者を比較すると、次のようになります。
| 地図 | 主に確認できること |
|---|---|
| 市原版ヒヤリハットマップ | 市民等が事故の一歩手前で危険を感じた体験 |
| 千葉県警察の交通事故発生マップ | 実際に発生した交通事故の情報 |
| 防災ハザードマップ | 洪水、内水、土砂災害などの災害リスク |
ヒヤリハット体験が多くても、実際の事故が多いとは限りません。反対に、ヒヤリハットの表示が少なくても事故が発生している場所はあり得ます。
通学路や住宅周辺を調べるときは、地図を一つだけ見るのではなく、それぞれの目的に応じて組み合わせることが大切です。
住宅購入前の周辺環境確認にも活用できる
住宅を探すとき、物件情報には「小学校まで徒歩○分」「駅まで徒歩○分」と書かれていることがあります。
距離は分かりやすい指標ですが、実際の経路が歩きやすいかまでは分かりません。
市原版ヒヤリハットマップは、物件から学校や駅までの道を現地で確認するきっかけとして活用できます。
学校・駅・バス停までの経路
物件から学校までの最短ルートが、必ずしも子どもにとって歩きやすいルートとは限りません。
少し遠回りでも、歩道や信号のある道を選べる場合があります。
駅やバス停についても、距離だけでなく、
- 歩道が連続しているか
- 夜間に明るいか
- 朝夕の交通量は多いか
- 自転車で安全に走れるか
- 雨の日に歩きにくくならないか
といった点を見ます。
買い物・通院・習い事で利用する道路
子どもが利用するのは、通学路だけではありません。
放課後に公園や習い事へ向かう道、家族でスーパーや医療機関へ行く経路も、日常生活の一部です。
住宅購入前には、物件から学校までの一本のルートだけでなく、家族が普段移動する範囲を広く確認すると、入居後の暮らしをイメージしやすくなります。
時間帯を変えて現地を見る
昼間の内見では静かだった道路が、朝の通勤時間帯には抜け道として使われている場合があります。
反対に、朝は歩きやすくても、夕方になると買い物の車や自転車が増えることもあります。
可能であれば、平日の朝、下校時間、夕方など、複数の時間帯に現地を見ておきたいところです。
危険地点の表示だけで物件を判断しない
物件の近くにヒヤリハット地点が表示されていても、それだけで購入を避けるべきとは限りません。
次のような点を現地で確認します。
- 表示された地点を通らない経路があるか
- 歩道のある道へ迂回できるか
- 信号や横断歩道のある場所を選べるか
- 現在は道路状況が改善されていないか
- 子どもが一人で通る可能性があるか
- 車で出入りする際にも影響するか
地図は「買ってよい物件」「避けるべき物件」を判定するものではありません。生活経路を具体的に確認するための材料として使うのが適切です。
ヒヤリハットマップだけで地域の安全性を決めない
地域の安全性には、交通事故だけでなく、防犯、災害、夜間の明るさ、歩道の整備状況など、複数の側面があります。
ヒヤリハットマップに表示が多いから危険な地域、少ないから安全な地域という単純な評価はできません。
また、回答者が多い地域では報告件数も多くなりやすく、地域ごとの回答状況が同じとは限りません。
住宅購入や転居を検討するときは、次の情報を組み合わせて判断します。
- 市原版ヒヤリハットマップ
- 千葉県警察の交通事故発生マップ
- 防災ハザードマップ
- 指定通学路
- 学校や自治体からの交通安全情報
- 昼・朝夕・夜間の現地確認
- 周辺住民や不動産会社から得られる生活情報
一つのデータだけで地域全体を評価せず、実際に自分や家族が利用する経路に置き換えて考えることが大切です。
まとめ
市原版ヒヤリハットマップは、市内の小中学生、保護者、教職員等、市職員、事業所従業員等から寄せられた、通学・通勤時などの「危ないと感じた体験」を地図上で確認できるものです。
2023年の調査では2万9,014人を対象とし、8,935人から回答が寄せられました。ヒヤリハット体験は3,436件ですが、これは交通事故件数でも、異なる危険地点が3,436か所あるという意味でもありません。
マップは市原市全域または学校別に表示できます。通学路や生活道路を確認する際は、気になる地点を自宅で見たうえで、親子で実際の経路を歩いてみるとよいでしょう。
その際は、歩道や横断歩道の有無だけでなく、子どもの目線から見た死角、車の速度、朝夕の交通量、雨の日や夕暮れ時の見え方にも注意します。
学校別に表示される地点が、すべて指定通学路というわけではありません。また、マップは道路整備の優先順位を示すものでも、表示がない道路の安全を保証するものでもありません。
千葉県警察の交通事故発生マップや防災ハザードマップ、現地確認などを組み合わせることで、地域や道路を複数の視点から見ることができます。
住宅購入前にも、物件から学校や駅までの距離だけでなく、家族が実際に歩く経路を確認しておくと、購入後の暮らしをより具体的に考えられるでしょう。
参考情報
確認日:2026年7月23日
1.市原市「市原版ヒヤリハットマップを公開!」
URL:https://www.city.ichihara.chiba.jp/articlearticleId=6622158377b1bf4205140f59
2.市原市教育委員会「市原版ヒヤリハットマップ」
URL:https://2023.hiyari-result.com/ichihara/index.html
3.市原市「市原版ヒヤリハットマップの調査結果」
URL:https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/6622158377b1bf4205140f59/%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AE%E8%A9%B3%E7%B4%B0.pdf
4.千葉県警察「子供が被害に遭う交通事故が発生しています」
URL:https://www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_defend-11.html
5.千葉県警察「くらしの安全マップ」
URL:https://www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_gis.html
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地図上では同じ徒歩10分でも、歩道が続いている道と、車との距離が近い生活道路では、日々の移動のしやすさが異なります。信号や横断歩道の位置、朝夕の交通量、夕暮れ時の明るさなども、現地を訪れなければ分からないことがあります。
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