フラット35|2026年8月実行金利
2026年8月のフラット35実行金利が発表されました。
融資率9割以内・新機構団信付き・返済期間21年〜35年では、実行金利が年3.290%となり、前月の年3.140%から0.15%上昇しました。
返済期間20年以下も年2.970%となり、前月の年2.820%から0.15%上昇しています。
[融資率9割以内・新機構団信付の場合]
・返済期間21年〜35年:3.290%(前月比 +0.15%)
・返済期間20年以下:2.970%(前月比 +0.15%)
フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する全期間固定金利の住宅ローンです。安定した収入があれば、契約社員やアルバイト、パート社員の方も融資を受けることが可能です。
注意事項として、フラット35を利用するには適合証明書が取得できる物件である必要があります。そのため、購入を検討している物件によっては、フラット35を利用できない場合があります。
金利上昇の背景と市場動向
2026年8月のフラット35は、7月の低下から再び上昇しました。融資率9割以内では、返済期間21年以上35年以下の実行金利が年3.290%となり、7月の年3.140%から0.15ポイント上昇しています。返済期間20年以下も年2.970%となりました。
7月は、6月の年3.210%から年3.140%へ4か月ぶりに金利が低下しましたが、8月はその低下幅を上回る上昇となりました。月ごとの上下はあるものの、全期間固定金利の住宅ローンを取り巻く環境は、依然として金利が高い状態にあります。
背景の一つとして見ておきたいのが、長期金利の上昇です。長期金利の代表的な指標となる新発10年国債利回りは、7月9日に一時2.900%まで上昇し、約30年ぶりの高水準となりました。中東情勢を背景とした原油価格や物価への警戒に加え、日本の財政運営に対する懸念などが国債市場で意識され、長期金利を押し上げる要因となりました。
フラット35は、借入時に返済終了までの金利が決まる全期間固定金利型の住宅ローンです。固定金利型の住宅ローンは長期の資金調達環境の影響を受けるため、長期金利が高い水準で推移すれば、住宅ローン金利にも上昇圧力がかかりやすくなります。
金融政策についても、先行きの金利を考えるうえで引き続き注視が必要です。日本銀行は7月30日・31日の金融政策決定会合で政策金利を1%に据え置きましたが、経済・物価情勢が見通しに沿って推移すれば、今後も政策金利を引き上げていく姿勢を維持しています。
もっとも、フラット35の金利は毎月一直線に上昇するわけではありません。国内外の物価、国債市場、為替、原油価格、今後の金融政策など、さまざまな要因によって上下します。7月に低下した後、8月には再び上昇したことからも、短期間の動きだけで金利の方向を判断するのは難しい状況です。
住宅購入を検討している方にとっては、「もう少し待てば金利が下がるのではないか」「さらに上がる前に購入したほうがよいのではないか」と迷うところでしょう。ただ、将来の金利を正確に予測することはできません。金利だけで購入時期を決めるのではなく、物件価格や自己資金、借入額、返済期間を含め、現在の金利水準でも無理なく返済を続けられるかを確認することが大切です。
特にフラット35は、原則として資金を受け取る時点の金利が適用されます。売買契約から引渡しまで期間のある新築住宅などでは、その間に金利が変わる可能性もあります。資金計画を立てる際には、現在の金利だけでなく、多少上昇した場合の返済額も確認しておくと、より余裕を持って住宅購入を検討できます。
フラット35|2026年8月の実行金利
融資率9割以内・新機構団信加入
Aタイプ
※融資手数料は融資額の2.2%(税込)で、毎月の返済額を抑えたい方向けです。
・借入期間20年以下:2.970%
・借入期間21年以上35年以下:3.290%
Bタイプ
※融資手数料は一律165,000円(税込)で、初期費用を抑えたい方向けです。
・借入期間20年以下:3.170%
・借入期間21年以上35年以下:3.490%
融資率9割超・新機構団信加入
Aタイプ
※融資手数料は融資額の2.2%(税込)で、毎月の返済額を抑えたい方向けです。
・借入期間20年以下:3.080%
・借入期間21年以上35年以下:3.400%
Bタイプ
※融資手数料は一律165,000円(税込)で、初期費用を抑えたい方向けです。
・借入期間20年以下:3.280%
・借入期間21年以上35年以下:3.600%
フラット35|返済金額の例
融資率9割以内・金利3.290%・借入金額2,500万円・借入期間35年・ボーナス返済無しの場合
・毎月返済金額:100,304円
・総返済額:42,127,682円
フラット35|年収別 借入可能金額
融資率9以内・金利3.290%・借入期間35年の場合
・年収250万円→1,557万円(年収の約6.23倍)
・年収300万円→1,869万円(年収の約6.23倍)
・年収350万円→2,180万円(年収の約6.23倍)
・年収400万円→2,907万円(年収の約7.26倍)
・年収450万円→3,271万円(年収の約7.26倍)
・年収500万円→3,634万円(年収の約7.26倍)
・年収1,000万円→7,269万円(年収の約7.26倍)
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