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住宅ローンを比較したことがある方なら、「住信SBIネット銀行」という名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。

その住信SBIネット銀行は、2026年8月3日から「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ商号を変更しました。

銀行名だけを見ると、「別の銀行になったのだろうか」「これまでの口座や住宅ローンはどうなるのだろう」と戸惑うかもしれません。

今回の変更は、従来の住信SBIネット銀行が商号を変更したものです。金融機関コードや支店番号、口座番号は変わらず、現在利用しているキャッシュカードやATM、デビット機能なども引き続き利用できます。

住宅購入を考えている方にとって気になるのは、銀行名そのものより住宅ローンでしょう。

ドコモSMTBネット銀行でも住宅ローンは主要商品の一つとして提供されており、住信SBIネット銀行時代から知られている団体信用生命保険「スゴ団信」も引き続き大きな特色となっています。

この記事では、まず銀行名変更の背景や変わった点・変わらない点を確認し、そのうえで住宅ローン、特にスゴ団信の保障内容を詳しく見ていきます。

Contents
  1. 住信SBIネット銀行は2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」へ
  2. なぜドコモSMTBネット銀行へ変わった?
  3. 銀行名が変わっても既存口座はそのまま使える
  4. 2026年8月20日からdアカウントとの連携を開始予定
  5. ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンは何が特徴?
  6. 住宅ローンの大きな特徴の一つが「スゴ団信」
  7. 50歳以下は3大疾病50%保障が金利上乗せなし
  8. 3大疾病100プランも選択できる
  9. 50歳を超えて借りる場合のスゴ団信は?
  10. スゴ団信は3大疾病だけではない
  11. スゴ団信を年齢・プラン別に比較
  12. 「保障が手厚い」だけで住宅ローンを決めない
  13. 最長50年の返済期間はどう考える?
  14. 新築戸建を購入する方は団信をどう考える?
  15. ドコモSMTBネット銀行が比較候補になりやすい方
  16. 住宅ローンは銀行名や金利だけでなく総合的に比較を
  17. まとめ
  18. 参考情報
  19. 辰巳地所のご紹介
  20. ご相談はこちら
くらしのマーケット

住信SBIネット銀行は2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」へ

住信SBIネット銀行は、2026年8月3日に「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ商号を変更しました。

2025年10月にはNTTドコモの連結子会社となり、ドコモと三井住友信託銀行による共同経営体制へ移行しています。今回の商号変更は、そうした経営体制の変化を受けたものです。

「住信SBI」という長く親しまれた名称がなくなったため、最初は少し違和感を覚えるかもしれません。ただ、口座を別の銀行へ移すような変更ではありません。

正式名称は「株式会社ドコモSMTBネット銀行」

新しい銀行の正式名称は、

株式会社ドコモSMTBネット銀行

です。

一方、個人向けの銀行サービスでは「ドコモの銀行」というブランド名が使われています。

つまり、

区分名称
銀行の正式名称株式会社ドコモSMTBネット銀行
個人向けサービスブランドドコモの銀行

という関係です。

「ドコモの銀行」という別の銀行が新設されたわけではありません。

スマートフォンアプリについても、商号変更後は「ドコモの銀行 ドコモSMTBネット銀行アプリ」へ順次切り替わっています。

なぜドコモSMTBネット銀行へ変わった?

背景にあるのは、ドコモと三井住友信託銀行による共同経営です。

ドコモには、携帯電話をはじめとする幅広い顧客基盤やデジタルサービスがあります。一方、三井住友信託銀行は銀行経営や資産運用など、金融分野で長年培ってきたノウハウを持っています。

こうした両社の経営資源を生かしながら銀行事業を成長させていく体制となり、その節目の一つとして「ドコモSMTBネット銀行」という商号へ変更されました。

利用者にとっては、資本関係を細かく追うことより、これからどのようなサービスが提供されるのかの方が身近でしょう。

その変化の一つとして、ドコモの「dアカウント」や「dポイント」と銀行サービスを結び付ける取り組みも始まります。

銀行名が変わっても既存口座はそのまま使える

今回の変更で安心しておきたいのが、既存口座の扱いです。

商号変更後も、金融機関コード、支店番号、口座番号は変わりません。現在利用しているキャッシュカードやATM、デビット機能、SBIハイブリッド預金なども、そのまま利用できます。

銀行名が変わったからといって、新しい口座を作り直したり、預金を移動したりする必要はありません。

ただし、他の金融機関から振り込んでもらう場合などは、新しい銀行名である「ドコモSMTBネット銀行」を使用するのが基本になります。

しばらくは書類や画面によって旧名称と新名称が混在する場面も考えられます。住宅ローンの手続き中などで銀行名の記載に迷った場合は、自己判断せず金融機関へ確認した方が安心でしょう。

2026年8月20日からdアカウントとの連携を開始予定

ドコモとの関係が分かりやすく表れるサービスとして、dアカウントとの連携があります。

2026年8月5日時点では、8月20日から銀行サービスとdアカウントの連携を開始する予定と案内されています。

連携後は、対象となる銀行取引に応じてdポイントがたまる特典も予定されています。

これまで住信SBIネット銀行を利用していた方にとっても、ドコモの各種サービスとの結び付きが強まっていく点は、今回の商号変更を象徴する変化の一つでしょう。

もっとも、住宅ローンを選ぶ際に、ポイントだけを基準にするのはおすすめできません。

数十年にわたる住宅ローンでは、適用金利、団信、手数料、返済期間などの方が家計への影響は大きくなります。dポイントなどの特典は、そのほかの条件を比較したうえで見るのがよいでしょう。

ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンは何が特徴?

ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンは、ネット銀行らしいオンライン手続きに加え、対面相談も用意されていることが特徴です。

住宅ローンには「WEB申込コース」「対面相談コース」「フラット35」などがあります。

WEB申込と対面相談の両方を用意

WEB申込コースでは、LINEやWEBを使って手続きを進められます。

住宅購入では、不動産会社との打ち合わせ、売買契約、引っ越し準備など、短期間にさまざまな予定が重なります。銀行へ何度も足を運ばず、自宅で住宅ローン手続きを進めたい方にとっては利用しやすい仕組みです。

一方、「ネットだけで住宅ローンを進めるのは不安」という方もいるでしょう。

ドコモSMTBネット銀行では対面相談コースもあり、公式サイトでは全国50店舗以上の窓口で相談できると案内されています。

ネット銀行だから必ずオンラインだけ、というわけではありません。

ただし、WEB申込コースと対面相談コースでは、手続き方法や商品内容が異なる場合があります。どちらを利用するかは、自分が希望する金利や保障、相談方法まで見たうえで決める必要があります。

返済期間は最長50年

住宅ローンの返済期間は最長50年まで設定できます。

35年を超える住宅ローンが選べれば、同じ借入額でも返済期間を長くすることで毎月の返済額を抑えやすくなります。

一方、返済期間によっては住宅ローン金利に年0.15%が上乗せされるため、単純に「50年にすれば月々が楽になる」と考えるのは避けたいところです。

期間を延ばせば完済年齢も高くなり、総返済額にも影響します。

30代で借りたとしても、50年間返済すれば完済は70代・80代になる可能性があります。老後も返済を続けるのか、それとも途中で繰上返済するのかまで考えながら期間を決めることが大切です。

環境配慮型住宅などに応じた金利区分も

ドコモSMTBネット銀行では、ZEH水準住宅、認定長期優良住宅、低炭素住宅、LCCM住宅など、一定の環境性能を持つ住宅を対象とした金利区分も設けています。

新築戸建を検討している方にとっては、購入予定物件が対象になるか確認しておきたいところです。

ただし、住宅ローン金利は毎月見直されます。

現在表示されている金利が数か月後の引渡し時にもそのまま適用されるとは限りません。基本的には借入実行日の金利が適用されるため、購入予算にはある程度余裕を持たせておいた方が安心です。

住宅ローンの大きな特徴の一つが「スゴ団信」

ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンを比較するとき、特に確認しておきたいのが「スゴ団信」です。

団体信用生命保険、いわゆる団信は、住宅ローン返済中に契約者が死亡した場合や所定の高度障害状態となった場合などに、保険金によって住宅ローン残高を返済する仕組みです。

住宅ローンは、20年、30年、場合によっては40年以上続きます。

その間に何が起こるかを完全に予測することはできません。

だからこそ、金利だけではなく、病気やけがによって収入が減ったときに住宅ローンがどうなるのかまで確認しておくことには意味があります。

スゴ団信では、死亡・高度障害だけでなく、3大疾病や所定の病気・けがによる就業不能状態にも備えられるようになっています。

50歳以下は3大疾病50%保障が金利上乗せなし

借入時の満年齢が50歳以下の場合、基本となるのは「3大疾病50プラン」です。

このプランでは金利の上乗せなしで、死亡・高度障害保障などに加え、所定の3大疾病に該当した場合の50%保障と全疾病保障が付帯します。

3大疾病とは、

  • 悪性新生物(がん)
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中

の3つです。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中を50%保障

3大疾病50プランでは、所定の条件に該当した場合、住宅ローン残高の50%の返済に保険金が充当されます。

たとえば、その時点の住宅ローン残高が3,000万円なら、50%は1,500万円です。

残高が大きい時期に保障条件へ該当した場合、家計への影響も大きく変わることになります。

ただし、3つの疾病は支払条件が同じではありません。

がんについては所定の悪性新生物と診断確定された場合が対象です。

一方、急性心筋梗塞と脳卒中については、発病しただけで直ちに50%が保障される仕組みではなく、所定の状態が60日以上継続した場合、または所定の手術を受けた場合などが条件となっています。

「がんと診断されたら何でも50%保障」ではない

がん保障についても、商品名だけを見て判断しない方がよいでしょう。

住宅ローン実行後、責任開始日から3か月以内に所定の悪性新生物と診断確定された場合は、3大疾病保険金の対象になりません。

また、上皮内がんや一部の皮膚がんなど、保障対象にならないケースもあります。

「がん保障付き」と書かれていても、

どのがんが対象なのか
いつから保障されるのか
診断だけで対象になるのか

まで確認することが大切です。

住宅ローンの団信は長く付き合う保障ですので、契約前に「被保険者のしおり」や注意事項にも目を通しておきましょう。

3大疾病100プランも選択できる

50%ではなく、所定の条件に該当した場合に住宅ローン残高の100%を保障する「3大疾病100プラン」も用意されています。

2026年8月5日時点では、満50歳以下で3大疾病100プランを選ぶ場合、年齢によって上乗せ金利が異なります。

借入時の年齢3大疾病100プランの上乗せ金利
40歳未満年0.2%
40歳以上50歳以下年0.4%

100%保障で所定の条件に該当すると、住宅ローン残高全額の返済に保険金が充当されます。

住宅ローンがなくなることで、その後の住居費負担を大きく抑えられる可能性があります。

一方で、保障を手厚くすれば金利も上がります。

住宅ローンを借りている期間中ずっと金利上乗せの影響を受けるため、「100%の方が安心だから」という理由だけではなく、上乗せ後の毎月返済額も確認して選びたいところです。

50歳を超えて借りる場合のスゴ団信は?

スゴ団信は50歳以下だけを対象にしたものではありません。

借入時の満年齢が50歳を超える場合も、金利上乗せなしの基本プランがあり、さらに金利を上乗せすることで3大疾病50・100を選べます。

2026年8月5日時点の内容は次のとおりです。

借入時年齢プラン上乗せ金利3大疾病保障
50歳以下3大疾病50なし50%
40歳未満・50歳以下3大疾病100年0.2%100%
40歳以上・50歳以下3大疾病100年0.4%100%
50歳超基本プランなしなし
50歳超3大疾病50年0.25%50%
50歳超3大疾病100年0.4%100%

50歳を超えると団信そのものが利用できなくなるわけではなく、金利上乗せなしで付く保障内容が変わると考える方が分かりやすいでしょう。

なお、団信は年齢条件を満たせば自動的に加入できるわけではありません。

健康状態などの告知があり、加入の可否は引受保険会社が判断します。

スゴ団信は3大疾病だけではない

スゴ団信を理解するうえで少し分かりにくいのが、「3大疾病保障」と「全疾病保障」は別の保障だという点です。

3大疾病50・100は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態となった場合に、住宅ローン残高の50%または100%を保障します。

一方の全疾病保障では、所定の病気やけがによって就業不能状態が続いた場合の返済を支えます。

全疾病保障も基本付帯

基本プラン、3大疾病50、3大疾病100には、全疾病保障が基本付帯します。

ここでいう「全疾病」についても、名称だけから「どんな病気でも診断されたら住宅ローンがなくなる」と受け取るのは適切ではありません。

精神障害など所定の免責事由があり、保障を受けるには所定の就業不能状態が一定期間続くことが条件になります。

また、疾病の種類によって残高全額の保障へ進むまでの期間も違います。

特定疾病・重度慢性疾患では12か月継続が一つの基準

全疾病保障では、悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病に加え、

高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎

といった重度慢性疾患について、所定の就業不能状態が続いた場合の保障があります。

所定の待機期間を経た後、就業不能状態が続き、その期間中に住宅ローンの返済日が来た場合は、返済相当額が最長12か月分支払われます。

さらに、就業不能状態が12か月を経過した日の翌日まで続いた場合には、住宅ローン残高全額の返済に保険金が充当されます。

ここで大切なのは、病名が付いたことだけが条件ではない点です。

入院している、または医師の指示により自宅などで療養しているといった、所定の就業不能状態が続いている必要があります。

その他の病気・けがでは24か月継続が残高保障の基準

3大疾病や重度慢性疾患以外の病気・けがについては、残高全額保障までの条件が異なります。

所定の就業不能状態が3か月を超えて継続し、その期間中に返済日を迎えた場合には、住宅ローン返済相当額が最長21か月分支払われます。

さらに、就業不能状態が24か月継続すると、住宅ローン残高全額の返済に保険金が充当されます。

12か月継続した場合には、所定の条件で30万円の長期就業不能見舞金もあります。

つまり、全疾病保障には、

毎月の返済を支える保障
長期間の就業不能が続いた場合に残高そのものを保障する仕組み

の両方があると考えると分かりやすいでしょう。

ただし、実際の支払いには細かな条件があります。加入前には保険会社の契約概要や注意喚起情報まで確認する必要があります。

先進医療特約も付帯

基本プラン、3大疾病50、3大疾病100には先進医療特約も付帯しています。

所定の先進医療による療養を受けた場合、技術料と同額について通算1,000万円まで支払われる仕組みです。

ただし、先進医療を受ければ治療費がすべて保障されるという意味ではありません。

対象となる療養や給付条件がありますので、団信を選ぶ際は保障範囲も確認してください。

ワイド団信という選択肢もある

健康上の理由で通常の団信へ加入できない場合には、「ワイド団信」で加入できる可能性があります。

2026年8月5日時点では、年0.3%の金利上乗せです。

ワイド団信は通常より引受範囲を広げた団信ですが、持病があれば必ず利用できるというわけではありません。

健康状態を告知したうえで保険会社による査定が行われます。

住宅ローン審査そのものと団信の査定は別の判断になるため、健康状態について気になることがある方は早めに金融機関へ相談するとよいでしょう。

スゴ団信を年齢・プラン別に比較

主な内容をまとめると、次のようになります。

借入時年齢プラン上乗せ金利3大疾病全疾病保障
50歳以下3大疾病50なし50%あり
40歳未満・50歳以下3大疾病100年0.2%100%あり
40歳以上・50歳以下3大疾病100年0.4%100%あり
50歳超基本プランなしなしあり
50歳超3大疾病50年0.25%50%あり
50歳超3大疾病100年0.4%100%あり

※3大疾病保障・全疾病保障には所定の支払条件があります。健康状態等の告知内容によっては団信へ加入できない場合があります。

こうして見ると、スゴ団信は年齢によって条件がかなり変わります。

「ドコモSMTBネット銀行は3大疾病50%が無料」とだけ覚えるのではなく、自分の借入時年齢では何が基本付帯し、どこから金利上乗せになるのかまで見るのがポイントです。

「保障が手厚い」だけで住宅ローンを決めない

団信の内容が充実していることは、住宅ローンを比較するうえで魅力の一つです。

とはいえ、それだけで金融機関を決める必要はありません。

住宅ローンには、適用金利、事務取扱手数料、返済期間、繰上返済に関する条件などもあります。

3大疾病100%保障を選べば万一の際の保障は大きくなりますが、その分だけ金利が上乗せされます。

すでに生命保険や就業不能保険へ加入している方であれば、保障が重複することもあるでしょう。

逆に、住宅ローン残高が大きく、病気で収入が減ったときの家計への影響が心配な家庭では、団信を手厚くする意味が大きくなることもあります。

「保障が多い方がよい」ではなく、自分たちの家計にどこまで保障が必要なのかを考えることが大切です。

最長50年の返済期間はどう考える?

最長50年という返済期間も、住宅価格が上昇している現在では気になる選択肢です。

返済期間を延ばせば月々の返済額は抑えやすくなります。

一方、その数字だけを見て50年を選ぶと、後になって負担を感じる可能性もあります。

考えておきたいのは、

  • 完済時に何歳になるか
  • 退職後も返済が残るか
  • 教育費が増える時期と重ならないか
  • 将来繰上返済する予定があるか
  • 途中で売却するときにローン残高がどの程度残るか

といった点です。

住宅ローンは「今払えるか」だけでなく、「10年後、20年後にも続けられるか」という視点で考える必要があります。

返済期間を長くすること自体が悪いわけではありません。家計に余裕を残しながら計画的に返済する方法として合う方もいます。

大切なのは、月々の返済額だけで選ばないことです。

新築戸建を購入する方は団信をどう考える?

新築戸建を購入するときは、どうしても物件探しが先になります。

間取り、駅からの距離、駐車場、日当たり、住宅性能などを比較し、ようやく購入したい家が決まってから住宅ローンを考える方も多いでしょう。

その段階で金利の低い銀行を探し始めると、団信については後回しになりがちです。

しかし、3,000万円、4,000万円といった住宅ローンを30年以上返済するなら、病気やけがで働けなくなった場合のことも一度考えておきたいところです。

たとえば、夫婦共働きで一方の収入がなくなったときに、もう一方の収入だけで住宅ローンと生活費を維持できるでしょうか。

子どもの教育費がかかる時期に病気となった場合はどうでしょう。

住宅ローン残高を50%減らす保障で十分なのか、それとも100%まで備えたいのかは、家庭によって答えが違います。

だからこそ、団信は商品名だけで選ばず、住宅ローンを組んだ後の生活まで想像して考えることが大切です。

なお、団信は原則として住宅ローンの途中で自由に変更できるものではありません。

借入時にどの保障を選ぶかは、住宅ローンそのものを選ぶのと同じくらい丁寧に考えてよい部分でしょう。

ドコモSMTBネット銀行が比較候補になりやすい方

ドコモSMTBネット銀行は、特に次のような方にとって比較候補に入れやすい住宅ローンです。

WEBやLINEを使って手続きを進めたい方、3大疾病だけでなく就業不能への保障まで確認したい方、35年を超える長期返済も検討している方には、商品内容を見ておく価値があります。

一方で、オンラインだけでは不安な方には対面相談コースもあります。

ただし、同じ人が申し込んでも、金融機関によって審査結果や適用金利が同じになるとは限りません。

団信の加入可否も健康状態などによって変わります。

「スゴ団信があるからドコモSMTBネット銀行に決める」のではなく、ほかの金融機関も含めて比較すると、自分に合う住宅ローンを見つけやすくなります。

住宅ローンは銀行名や金利だけでなく総合的に比較を

住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行へ名称が変わったことで、これまで住宅ローンを検討していた方は少し戸惑うかもしれません。

ただ、住宅ローン選びで本当に確認したい部分は変わりません。

見るべきなのは、

実際に適用される金利、団信の保障内容、上乗せ金利、手数料、返済期間、完済年齢、毎月の返済額、購入後の家計

です。

特にスゴ団信は、50歳以下で3大疾病50%保障が金利上乗せなしとなる点や、全疾病保障が基本付帯する点が特徴的です。

その一方で、3大疾病にも全疾病保障にも、それぞれ保険金を受け取るための条件があります。

「50%保障」「100%保障」「全疾病」という言葉だけを見て決めるのではなく、自分の場合にどのプランを選べるのか、その保障がどのような状態で適用されるのかまで確認しておきたいところです。

まとめ

住信SBIネット銀行は、2026年8月3日から株式会社ドコモSMTBネット銀行へ商号を変更しました。

個人向け銀行サービスのブランドは「ドコモの銀行」です。

銀行名が変わっても、金融機関コード、支店番号、口座番号は変わらず、既存の口座やキャッシュカードなどはそのまま利用できます。

2026年8月20日からは、dアカウントとの連携や、対象となる銀行取引に応じたdポイント特典も開始される予定です。

住宅購入を考えている方にとっては、住宅ローンの内容にも注目したいところです。

WEB申込だけでなく対面相談も選択でき、返済期間は最長50年。団信では「スゴ団信」が用意されています。

満50歳以下では3大疾病50%保障が金利上乗せなしで基本付帯し、全疾病保障も備わっています。さらに、金利を上乗せして3大疾病100%保障を選ぶこともできます。

ただし、保障は病名だけで自動的に適用されるわけではありません。

がんには待機期間や対象外となるケースがあり、急性心筋梗塞や脳卒中、全疾病保障にも所定の状態や期間について条件があります。

住宅ローンは何十年も続く契約です。

金利だけに目を向けず、団信、手数料、返済期間、完済年齢、そして購入後の暮らしまで含めて、自分たちに合った金融機関を選んでいきましょう。

参考情報

確認日:2026年8月5日
URL:https://www.netbk.co.jp/contents/lp/ci/

NTTドコモ「住信SBIネット銀行の商号の『ドコモSMTBネット銀行』への変更、資本再
URL:https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2025/12/19_00.html

ドコモSMTBネット銀行「『ドコモSMTBネット銀行』始動へ 銀行サービスの利用でdポイントがたまる!」
URL:https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2026/0709_006049.html

ドコモSMTBネット銀行「住宅ローンTOP」
URL:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/

ドコモSMTBネット銀行「団体信用生命保険(スゴ団信)」
URL:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/danshin/

ドコモSMTBネット銀行「団体信用生命保険(スゴ団信)保障内容」
URL:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/danshin/coverage/

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住宅ローンを選ぶ際は、「一番金利が低い銀行はどこか」だけで決める必要はありません。

団信の保障内容、金利上乗せ、返済期間、完済時の年齢、住宅購入にかかる諸費用などを一緒に見ることで、購入後の家計をより具体的に考えられます。

辰巳地所では、市原市・千葉市をはじめとする千葉県を中心に、一都三県で新築一戸建て、リノベーションマンション、リフォーム済戸建などの購入をサポートしています。

住宅ローンについても、住宅ローンアドバイザー・FPの視点から、ドコモSMTBネット銀行を含む複数の金融機関を比較しながら、毎月の返済額だけでなく、団信、返済期間、購入後の生活費や教育費、将来の修繕費なども踏まえて資金計画を考えます。

新築戸建・リノベーションマンション・リフォーム済戸建を中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる取引では、買主様の仲介手数料が無料となる場合があります。対象可否は物件ごとに確認します。

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    千葉県市原市出身/在住。法政大学文学部史学科卒。 賃貸仲介を経て、2015年より不動産売買仲介に従事しています。 城南・城西エリア、横浜市、川崎市、熱海市、湯河原町を中心に一都三県で、約400件の購入・売却のお手伝いをさせていただきました。購入・売却・住宅ローンなど、不動産に関するご相談を、わかりやすく丁寧にサポートいたします。
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