クラブツーリズム
Contents
  1. はじめに|雇用形態だけで住宅購入を諦める前に確認したいこと
  2. フラット35とは?全期間固定金利の住宅ローン
  3. アルバイト・パートでもフラット35を検討できる理由
  4. フラット35の返済負担率と借入額の考え方
  5. フラット35で注意したい団信と金利
  6. 物件がフラット35に使えるか確認する
  7. フラット35S・子育てプラスなどの金利引下げ制度
  8. 千葉市・市原市でフラット35を使う前に確認したい物件条件
  9. 審査前に準備しておきたいこと
  10. まとめ|フラット35は選択肢の一つ。無理のない資金計画と物件確認が大切
  11. 参考情報
  12. 辰巳地所のご紹介
  13. お問い合わせ
くらしのマーケット

はじめに|雇用形態だけで住宅購入を諦める前に確認したいこと

「パート勤務だから住宅ローンは無理かもしれない」

「アルバイト収入では、家を買う相談をしても断られるのでは」

「転職したばかりで、銀行に相談しにくい」

住宅購入を考え始めたとき、雇用形態や勤続年数に不安を感じる方は少なくありません。

特に、正社員ではない方や、収入に波がある方の場合、住宅ローンの話になると最初から諦めてしまうこともあります。

そのような方が選択肢の一つとして検討しやすい住宅ローンに、フラット35があります。

ただし、ここで大切なのは、「アルバイト・パートでも必ず借りられる」という意味ではないことです。

フラット35は、雇用形態だけで一律に判断されるものではありません。

一方で、収入、返済負担率、信用情報、物件条件、取扱金融機関の審査などを総合的に確認する必要があります。

また、フラット35は「人の審査」だけでなく、「購入する住宅がフラット35の技術基準に合っているか」も確認されます。

この記事では、アルバイト・パートの方がフラット35を検討するときに知っておきたい基本と、千葉市・市原市で物件を探す前に確認したい実務上のポイントを整理します。

フラット35とは?全期間固定金利の住宅ローン

まず、フラット35がどのような住宅ローンなのかを確認しておきましょう。

フラット35は、長期間にわたり金利が固定される住宅ローンです。

金利上昇が気になる時期には、「毎月の返済額が途中で大きく変わらない」という安心感から、検討する方もいます。

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携する住宅ローン

フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している住宅ローンです。

銀行やモーゲージバンクなどの取扱金融機関を通じて申し込みます。

そのため、同じフラット35でも、取扱金融機関によって事務手数料や取扱条件、必要書類などが異なる場合があります。

「フラット35ならどこで申し込んでもまったく同じ」と考えず、実際に申し込む金融機関で条件を確認することが大切です。

返済額を長期で見通しやすいのが特徴

フラット35の大きな特徴は、全期間固定金利であることです。

借入後の金利が最後まで固定されるため、返済額を長期で見通しやすくなります。

たとえば、将来の金利上昇が不安な方、毎月の返済額をできるだけ安定させたい方、家計管理をしやすくしたい方にとっては、検討しやすい選択肢です。

特に、教育費や車の買い替え、老後資金など、将来の支出も見ながら住宅購入を考えたい場合には、返済額が見えやすいことは安心材料になります。

変動金利より金利が高くなる場合もある

一方で、全期間固定金利には注意点もあります。

一般的に、借入時点では変動金利型の住宅ローンより金利が高くなる場合があります。

そのため、毎月返済額だけを見ると、変動金利のほうが軽く見えることもあります。

ただし、変動金利には将来の金利上昇リスクがあります。

フラット35は、借入後の金利変動を避けたい方にとって分かりやすい一方、当初の返済額や総返済額をどう考えるかが大切です。

住宅ローン選びでは、金利の低さだけでなく、家計の安定性、将来の収入見込み、教育費、老後資金まで含めて考えましょう。

アルバイト・パートでもフラット35を検討できる理由

アルバイト・パートの方がフラット35を検討しやすいと言われる理由の一つは、公式の主な申込要件に「正社員であること」といった条件が明記されていないためです。

ただし、これは「誰でも通る」という意味ではありません。

収入や返済負担率、信用情報、物件条件などを確認したうえで、審査が行われます。

公式の主な申込要件に「正社員限定」という条件はない

フラット35の主な申込要件には、申込時の年齢、日本国籍・永住許可・特別永住者、総返済負担率などが示されています。

そこに「正社員でなければ申し込めない」という条件は見当たりません。

そのため、アルバイト、パート、契約社員、派遣社員の方でも、収入状況や返済計画、物件条件によっては、フラット35を検討できる場合があります。

雇用形態だけで最初から諦める必要はありません。

ただし、収入の安定性や継続性、提出できる資料、他の借入れ状況などは確認されます。

まずは「自分の雇用形態で相談してもよいのか」と悩むより、現在の収入資料を整理し、取扱金融機関や不動産会社に相談することが現実的です。

最低年収の制限はないが、返済負担率の基準がある

フラット35では、一定額以上の年収がなければ申し込めない、という形の最低年収額は主な申込要件として示されていません。

ただし、年収に対して年間返済額が大きすぎる場合は、総返済負担率の基準に合わなくなります。

つまり、年収が低い場合でも検討できる可能性はありますが、その分、借入可能額は慎重に考える必要があります。

「年収がいくらなら買えるか」ではなく、「毎月いくらなら無理なく返せるか」を中心に考えることが大切です。

申し込めることと審査に通ることは別に考える

ここは特に大切です。

フラット35を申し込める可能性があることと、審査に通ることは別の話です。

審査では、年収、勤務状況、借入希望額、他の借入れ、信用情報、購入する物件の条件などが総合的に見られます。

また、取扱金融機関や住宅金融支援機構の審査の結果によって、希望どおりの借入額にならない場合もあります。

「フラット35なら通りやすい」と単純に考えるのではなく、審査前に整理できることを一つずつ確認しておきましょう。

勤続年数が短い場合は、収入資料や取扱金融機関への確認が大切

転職直後や、勤務を始めてから間もない方は、住宅ローンの相談をためらいやすいと思います。

勤続年数が短い場合は、給与明細、雇用契約書、見込み年収、過去の収入資料など、金融機関から求められる資料を確認する必要があります。

一律に「勤続何か月なら大丈夫」と考えるのは避けたほうがよいです。

勤務先、雇用形態、収入の見込み、過去の職歴、取扱金融機関の判断によって扱いが変わることがあります。

早めに相談し、どの資料を準備すればよいか確認しておくと、購入計画を立てやすくなります。

フラット35の返済負担率と借入額の考え方

住宅ローンを考えるとき、最初に気になるのは「いくら借りられるか」かもしれません。

しかし、実際には「いくらなら無理なく返せるか」が大切です。

フラット35では、総返済負担率の基準があります。

年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下

フラット35の総返済負担率は、年収400万円未満の場合は30%以下、年収400万円以上の場合は35%以下とされています。

総返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合です。

たとえば、年収に対して住宅ローンや他の借入れの返済額が大きくなりすぎると、この基準に合わなくなります。

返済負担率の基準に収まっているからといって、必ず家計が楽になるわけではありません。

生活費、教育費、車の維持費、保険料、将来の修繕費なども含めて考えることが必要です。

車のローン・カードローン・スマホ分割払いも影響する

総返済負担率には、フラット35以外の借入れも含まれます。

たとえば、次のようなものです。

  • 自動車ローン
  • 教育ローン
  • カードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • 商品の分割払い
  • リボ払い

スマートフォンの端末代金を分割払いにしている場合や、家電を分割で購入している場合も、内容によっては返済負担として見られることがあります。

住宅ローンを検討する前に、毎月の返済や分割払いがどれくらいあるかを整理しておきましょう。

小さな支払いに見えても、合計すると借入可能額に影響する場合があります。

借入額は100万円以上1億2,000万円以下

フラット35の借入額は、100万円以上1億2,000万円以下です。

ただし、建設費または購入価額の範囲内である必要があります。

上限が引き上げられているため、以前より大きな価格帯の物件にも対応しやすくなっています。

しかし、上限いっぱいまで借りることが良いとは限りません。

借入額が大きくなるほど、毎月返済額も総返済額も大きくなります。

特に、アルバイト・パートの方や、収入に変動がある方は、余裕のある資金計画を意識したいところです。

借りられる額より、無理なく返せる額を考える

住宅ローンでは、「借りられる額」と「返していける額」は同じではありません。

金融機関の審査上は借入可能でも、実際の家計では負担が重く感じることがあります。

住宅を購入すると、住宅ローン以外にも固定資産税、火災保険料、修繕費、管理費・修繕積立金、駐車場代、光熱費などがかかります。

戸建なら将来の外壁・屋根・給湯器などの修繕費、マンションなら管理費や修繕積立金の増額も考える必要があります。

毎月返済額だけで判断せず、購入後の暮らし全体を見て、無理のない返済額を決めていきましょう。

フラット35で注意したい団信と金利

フラット35を検討するときは、団体信用生命保険と金利の考え方も確認しておきたいところです。

特に、健康状態に不安がある方や、全期間固定金利を重視する方は、早めに整理しておくと安心です。

団信に加入しない選択もできる

フラット35では、健康上の理由などで団体信用生命保険に加入しない場合でも、利用できる場合があります。

これは、一般的な民間金融機関の住宅ローンと比べて、検討しやすいと感じる方もいるポイントです。

ただし、団信に加入しないということは、万一のときに住宅ローン残高が保険で返済されないということでもあります。

利用できるかどうかだけでなく、保障面をどう考えるかが大切です。

団信に入らない場合は家族の生活保障を考える

団信に加入しない場合、万一のときに家族が住宅ローンを返し続ける必要が出る可能性があります。

そのため、生命保険、収入保障保険、貯蓄、家族の収入、売却した場合の見通しなどを含めて考える必要があります。

「団信に入らなくても借りられるから大丈夫」とは考えず、家族の生活を守れるかを確認しましょう。

住宅ローンは長期間続くものです。

健康状態や保障の話は避けたくなるかもしれませんが、購入前にきちんと整理しておくことが大切です。

金利は資金受取時の金利になる

フラット35の金利は、申込時ではなく、資金受取時の金利が適用されます。

物件を探している時点、事前審査をしている時点、売買契約を結んだ時点の金利と、実際に融資を受ける時点の金利が異なる場合があります。

金利上昇が気になる時期には、この点を特に意識しておきましょう。

資金受取までに時間がある場合は、毎月返済額が変わる可能性もあります。

返済計画は、少し余裕を持って見ておくと安心です。

融資率9割以下・9割超で金利が変わる場合がある

フラット35では、融資率によって金利が変わる場合があります。

融資率とは、住宅の建設費または購入価額に対するフラット35の借入額の割合です。

一般的に、融資率が9割以下か9割超かで金利が異なることがあります。

また、融資率が9割を超える場合は、返済の確実性などをより慎重に審査されることがあります。

自己資金をどのくらい用意するかは、金利や審査、諸費用の支払いにも関係します。

頭金を多く入れれば必ず有利という単純な話ではありませんが、自己資金と借入額のバランスは早めに確認しておきましょう。

物件がフラット35に使えるか確認する

フラット35では、申込人の収入や返済負担率だけでなく、購入する住宅そのものも確認されます。

ここは、民間の住宅ローンと比べて、特に意識しておきたいポイントです。

フラット35は人だけでなく物件条件も確認される

フラット35の対象となる住宅は、住宅金融支援機構が定める技術基準に適合している必要があります。

つまり、買主側の審査だけでなく、物件側の条件も大切です。

せっかく資金計画の見通しが立っても、物件がフラット35の基準に合わない場合は、利用できない可能性があります。

特に中古住宅では、建物の状態や資料の有無によって確認に時間がかかることがあります。

フラット35を前提に物件を探す場合は、早い段階で不動産会社に伝えておきましょう。

一戸建て等は50㎡以上、マンション等は30㎡以上が目安

フラット35の住宅の床面積要件は、一戸建て、連続建て、重ね建ての場合は50㎡以上、共同建て、つまりマンションなどの場合は30㎡以上です。

以前は一戸建て等の床面積要件が70㎡以上とされていた時期もありますが、現在は50㎡以上となっています。

ただし、床面積は広告上の面積だけでなく、住宅金融支援機構の基準に基づいて確認されます。

店舗付き住宅などの併用住宅の場合は、住宅部分の床面積にも注意が必要です。

小さめの中古戸建やコンパクトマンションを検討する場合は、床面積要件を早めに確認しましょう。

中古住宅では原則として適合証明書が必要

中古住宅でフラット35を利用する場合は、原則として適合証明書が必要です。

適合証明書は、住宅金融支援機構が定める技術基準に適合していることを示す書類です。

適合証明検査機関や適合証明技術者へ物件検査を申請し、合格すると交付されます。

新築時に適合証明書を取得していた住宅でも、原則として中古住宅としての適合証明書が必要です。

「昔フラット35を使って建てた家だから、今回も必ず使える」とは限りません。

中古住宅を検討する場合は、適合証明の取得が可能か、費用や日数はどのくらいかを確認しておきましょう。

リノベーションマンションや中古戸建では早めの確認が安心

リノベーションマンションや中古戸建では、見た目がきれいでも、フラット35の基準に合うかどうかは別の話です。

マンションでは、専有面積、管理規約、長期修繕計画、建物の構造、管理状態などが関係することがあります。

中古戸建では、接道、床面積、建物の規模、耐震性、劣化状況などが確認対象になります。

売買契約後に「フラット35が使えないかもしれない」と分かると、資金計画に影響します。

フラット35を使う可能性がある場合は、物件探しの段階で不動産会社に伝えておくことが大切です。

フラット35S・子育てプラスなどの金利引下げ制度

フラット35には、一定の条件を満たすことで金利引下げを受けられるメニューがあります。

代表的なものに、フラット35S、フラット35子育てプラス、フラット35中古プラス、フラット35リノベ、維持保全型などがあります。

住宅性能や家族構成で金利引下げを受けられる場合がある

フラット35Sは、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性など、一定の住宅性能を満たす場合に利用できる金利引下げメニューです。

フラット35子育てプラスは、こどもの人数や若年夫婦世帯など、家族構成に応じた金利引下げを受けられる場合があります。

中古住宅やリノベーションを対象としたメニューもあります。

ただし、金利引下げを受けるには、それぞれ対象条件があります。

物件が該当するかどうかは、販売会社、不動産会社、取扱金融機関などに確認しましょう。

子育てプラスは予算に達すると受付終了の可能性がある

フラット35子育てプラスには予算金額があります。

予算金額に達する見込みとなった場合は、受付が終了する可能性があります。

そのため、子育てプラスを前提に資金計画を組む場合は、最新の受付状況を確認しておく必要があります。

制度は利用できれば助かるものですが、受付終了や条件変更の可能性もあります。

金利引下げを前提にしすぎず、引下げがない場合の返済額も確認しておきましょう。

対象住宅・対象世帯・対象エリアを確認する

金利引下げ制度は、住宅性能、家族構成、住宅の所在地、購入目的などによって対象が変わることがあります。

たとえば、子育て世帯向けの制度、地域連携型、地方移住支援型などは、それぞれ条件が異なります。

また、土砂災害特別警戒区域など、制度によっては利用できないエリアがある場合もあります。

物件を選ぶ前に、希望する制度がその物件で使えるか確認しましょう。

金利引下げだけで物件を選ばない

金利引下げ制度は魅力的ですが、それだけで物件を選ぶのは避けたいところです。

金利が下がっても、物件価格が高すぎたり、管理費・修繕積立金が重かったり、将来の修繕費が大きかったりすれば、家計の負担は増えます。

住宅ローンは、金利だけでなく、物件価格、諸費用、毎月返済額、固定資産税、維持費、将来の家計まで含めて考える必要があります。

金利引下げは、あくまで資金計画を助ける要素の一つとして見ておきましょう。

千葉市・市原市でフラット35を使う前に確認したい物件条件

千葉市・市原市でフラット35を使って住宅購入を検討する場合、地域の物件事情に合わせた確認も大切です。

新築戸建、中古戸建、リノベーションマンションでは、それぞれ注意点が違います。

新築戸建では適合証明・性能表示・販売会社への確認

新築戸建でフラット35を使う場合は、販売会社や売主に、フラット35への対応状況を確認しましょう。

建売住宅の場合、販売図面や物件資料に「フラット35S対応」などと記載されていることがあります。

ただし、記載がある場合でも、どの金利引下げメニューに対応しているのか、適合証明書の取得費用は誰が負担するのか、手続きにどのくらいかかるのかを確認しておくと安心です。

新築戸建は、売主や販売会社側で資料が整っていることもありますが、契約前に確認しておきましょう。

中古戸建では築年数・床面積・接道・建物状態を見る

中古戸建でフラット35を使う場合は、建物の状態確認がとても大切です。

床面積、接道、建築確認日、耐震性、劣化状況、雨漏り、シロアリ、増改築履歴などが関係することがあります。

市原市や千葉市には、築年数の経過した戸建住宅も多くあります。

価格が手頃に見えても、適合証明の取得が難しい場合や、修繕費用が大きくなる場合があります。

中古戸建を検討するときは、フラット35が使えるかだけでなく、購入後の修繕費やリフォーム費用も含めて考えましょう。

リノベーションマンションでは専有面積・管理状態・適合証明を確認

リノベーションマンションでは、室内がきれいに改装されているため、物件条件の確認を忘れがちです。

しかし、フラット35では専有面積や建物全体の管理状態、長期修繕計画などが関係する場合があります。

専有面積が30㎡以上あるか、管理規約が整っているか、長期修繕計画があるか、マンション全体の維持管理に不安がないかを確認しましょう。

リノベーション済みだから必ずフラット35が使える、とは限りません。

気に入った物件があれば、早い段階で適合証明の取得可否を確認することが大切です。

仲介手数料無料対象かどうかと住宅ローン審査は分けて考える

辰巳地所では、新築戸建やリノベーションマンション、リフォーム済戸建などを中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料が無料になる場合があります。

ただし、仲介手数料無料の対象かどうかと、フラット35が使えるかどうかは別の話です。

仲介手数料が無料になる物件でも、住宅ローン審査や物件の技術基準は別途確認が必要です。

反対に、フラット35に適合する物件でも、必ず仲介手数料無料になるとは限りません。

物件ごとに、仲介手数料、諸費用、住宅ローン、適合証明を分けて確認することが大切です。

審査前に準備しておきたいこと

フラット35を検討する場合、物件を探す前に準備しておくとよいことがあります。

特に、雇用形態や勤続年数に不安がある方は、資料の整理が大切です。

源泉徴収票・給与明細・確定申告書を整理する

まず、収入を確認できる資料を整理しましょう。

給与収入の方であれば、源泉徴収票、給与明細、雇用契約書などが必要になることがあります。

個人事業主や副業収入がある方は、確定申告書や納税証明書などが求められる場合があります。

1月から5月頃に申し込む場合は、公的証明書の発行時期との関係で、金融機関により取り扱いが異なることもあります。

早めに相談し、何を準備すればよいか確認しておきましょう。

他の借入れやリボ払いを確認する

住宅ローン審査の前には、他の借入れを確認しておきましょう。

自動車ローン、カードローン、リボ払い、スマートフォンの分割払い、家電の分割払いなどです。

毎月の支払いが複数あると、総返済負担率に影響することがあります。

借入れを整理すれば必ず審査に有利になるとは限りませんが、少なくとも現在の返済状況を把握しておくことは大切です。

支払い遅れがないか、使っていないカードローン枠がないかも確認しておきましょう。

自己資金と諸費用を分けて考える

住宅購入では、物件価格だけでなく諸費用もかかります。

登記費用、火災保険料、住宅ローン手数料、印紙代、固定資産税等の清算金、仲介手数料、適合証明取得費用、引っ越し費用などです。

自己資金をすべて頭金に使ってしまうと、購入後の生活費や予備費が不足することがあります。

頭金、諸費用、引っ越し費用、家具家電、リフォーム費用、予備費を分けて考えましょう。

特に中古住宅では、購入後すぐに修繕費がかかることもあります。

取扱金融機関や不動産会社に早めに相談する

フラット35を検討している場合は、物件探しの早い段階で取扱金融機関や不動産会社に相談しましょう。

希望する借入額で無理がないか。

自分の雇用形態や収入でどのような資料が必要か。

検討している物件がフラット35に対応できそうか。

適合証明の取得にどのくらい時間がかかるか。

こうした点を早めに確認しておくと、契約前後で慌てにくくなります。

住宅ローンは、物件が決まってから初めて考えるより、物件探しと同時に進めるほうが安心です。

まとめ|フラット35は選択肢の一つ。無理のない資金計画と物件確認が大切

アルバイト・パート・契約社員・派遣社員の方でも、フラット35を選択肢として検討できる場合があります。

公式の主な申込要件に「正社員限定」という条件はありません。

ただし、申し込める可能性があることと、審査に通ることは別です。

収入、総返済負担率、信用情報、他の借入れ、団信、金利、物件条件を総合的に確認する必要があります。

総返済負担率は、年収400万円未満で30%以下、年収400万円以上で35%以下です。

この基準には、自動車ローン、カードローン、分割払い、リボ払いなども関係します。

また、フラット35は「人」だけでなく「物件」も確認される住宅ローンです。

中古住宅では、原則として適合証明書が必要です。

新築時に適合証明書を取得していた住宅でも、中古住宅として再度確認が必要になる場合があります。

千葉市・市原市で新築戸建、中古戸建、リノベーションマンションを検討する場合は、物件価格や間取りだけでなく、床面積、建物状態、適合証明、管理状態、将来の修繕費も見ておきましょう。

フラット35は、全期間固定金利で返済計画を立てやすい住宅ローンです。

一方で、変動金利より当初の金利が高くなる場合もあります。

団信に加入しない選択もできますが、その場合は万一のときの家族の生活保障を考える必要があります。

住宅ローンは、借りられる額ではなく、無理なく返せる額を基準に考えることが大切です。

雇用形態だけで諦める前に、まずは収入資料を整理し、物件条件と資金計画を一緒に確認していきましょう。

参考情報

確認日:2026年6月17日

  • 住宅金融支援機構「【フラット35】ご利用条件」
  • 住宅金融支援機構「対象となる住宅・技術基準」
  • 住宅金融支援機構「【フラット35】中古住宅 技術基準・物件検査手続のご案内」
  • 住宅金融支援機構「【フラット35】子育てプラス」
  • 住宅金融支援機構「最新の金利情報」
  • 住宅金融支援機構「ローンシミュレーション」
  • 住宅金融支援機構「収入合算」
  • 住宅金融支援機構「令和7年度補正予算に伴う【フラット35】の制度改正のお知らせ」

辰巳地所のご紹介

SUUMO・at home・HOME'Sで見つけた物件(新築戸建・リノベーションマンション)の仲介手数料が無料になるか無料で確認できるサービスの案内バナー

辰巳地所では、市原市・千葉市を中心に、千葉県内および一都三県の不動産購入・売却をサポートしています。

フラット35を検討する場合は、収入や返済負担率だけでなく、物件が技術基準に適合するか、中古住宅で適合証明が必要か、団信や金利をどう考えるかも確認しておくと安心です。

特に中古戸建やリノベーションマンションでは、価格や室内のきれいさだけでなく、床面積、建物状態、管理状態、適合証明の取得可否、将来の修繕費まで含めて考えることが大切です。

購入については、新築戸建・リノベーションマンション・リフォーム済戸建を中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料は無料です。

SUUMO・アットホーム・HOME’Sなどで見つけた物件についても、当社で取り扱い可能な場合があります。

物件URLをお送りいただければ、仲介手数料無料の対象になるか、諸費用の目安も含めて確認します。

住宅ローンについても、住宅ローンアドバイザー・FPの視点から、無理のない資金計画を一緒に整理します。

売却については、仲介手数料を相場の半額を基本にご相談いただけます。

ただし、物件価格や取引条件によって個別確認が必要です。

当社では、現地調査、役所調査、登記事項証明書の確認、売買契約書・重要事項説明書の作成、住宅ローン、司法書士・金融機関との調整、決済・引渡しまで丁寧にサポートしています。

お問い合わせ

※正確なご提案(査定や手数料の診断など)を行うため、仮名・偽名・イニシャル等でのお問い合わせには対応いたしかねる場合がございます。

※当サイトでは、Hotmailのメールアドレスはご利用いただけません。恐れ入りますが、別のメールアドレスをご入力ください。

※特定電子メール法に基づき、営業・広告宣伝など、お客様からのご相談以外のメール送信は固くお断りいたします。

    ※当サイトはCloudflare Turnstileによって保護されており、Cloudflareのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    友だち追加
    住宅ローン控除は2026年以降どう変わる?延長・面積要件緩和・中古住宅の拡充を解説
    住宅ローン控除は2026年以降どう変わる?延長・面積要件緩和・中古住宅の拡充を解説住宅ローン控除は2026年以降どう変わるのか、令和8年度税制改正による5年間延長、床面積40㎡以上への緩和、中古住宅・リノベーションマンションの拡充、省エネ性能、子育て世帯、災害レッドゾーンの注意点を住宅購入前の実務目線で解説します。...
    フラット35制度改正で何が変わる?千葉市・市原市で住宅購入前に確認したいポイント
    フラット35制度改正で何が変わる?千葉市・市原市で住宅購入前に確認したいポイントフラット35の制度改正について、融資限度額の引上げ、床面積要件の緩和、借換融資、子育てプラス、金利引下げ制度を解説。千葉市・市原市で新築戸建やリノベーションマンションを購入する際に確認したい物件要件、諸費用、仲介手数料無料との関係も整理します。...
    団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローン前に確認したい保障内容・審査・注意点
    団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローン前に確認したい保障内容・審査・注意点団体信用生命保険(団信)とは何か、住宅ローン前に確認したい保障内容・審査・告知・特約を解説。死亡・身体障害・がん保障・3大疾病・ワイド団信、フラット35との関係、金利上乗せ、生命保険との違い、千葉市・市原市で住宅購入前に確認したいポイントを整理します。...

    ABOUT ME
    高場智浩
    千葉県市原市出身/在住。法政大学文学部史学科卒。 賃貸仲介を経て、2015年より不動産売買仲介に従事しています。 城南・城西エリア、横浜市、川崎市、熱海市、湯河原町を中心に一都三県で、約400件の購入・売却のお手伝いをさせていただきました。購入・売却・住宅ローンなど、不動産に関するご相談を、わかりやすく丁寧にサポートいたします。
    くらしのマーケット
    クラブツーリズム