クラブツーリズム
SUUMO・at home・HOME'Sで見つけた物件(新築戸建・リノベーションマンション)の仲介手数料が無料になるか無料で確認できるサービスの案内バナー
気になる物件、仲介手数料無料で購入できるか確認してみませんか?SUUMO・アットホーム・HOME'Sなどで見つけた物件が、仲介手数料無料の対象になるかお調べします。市原市・千葉市を中心に、一都三県の住まい探しをサポートします。 ...

2026年8月の千葉県不動産市場では、中古マンション、中古戸建、新築戸建、土地で、それぞれ異なる動きが見られました。

中古マンションは平均成約価格が2,998万円となり、7月から1.7%上昇。中古戸建は前年同月と比べて成約件数、平均成約価格ともに2.2%増えています。

新築戸建では成約件数が前年同月比9.1%増えた一方、平均成約価格は7月から3.2%下がりました。土地は成約件数が前年同月比14.5%減ったものの、平均成約価格は前年を6.6%上回っています。

一つの数字だけを取り出すと「上がった」「下がった」と見えますが、8月も物件種別によって状況はかなり違います。

今回は、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表した「Market Watch 2026年8月度」をもとに、千葉県の不動産市場を見ていきます。資料は2026年9月10日付で、成約・新規登録・在庫について集計されています。

くらしのマーケット

2026年8月の千葉県不動産市場をどう見るか

まず、8月の主な成約データを並べてみましょう。

物件種別成約件数前年同月比平均成約価格前年同月比前月比
中古マンション398件0.3%増2,998万円4.6%増1.7%増
中古戸建住宅331件2.2%増2,613万円2.2%増1.1%減
新築戸建住宅215件9.1%増4,024万円4.8%増3.2%減
土地100~200㎡112件14.5%減2,574万円6.6%増6.8%減

8月は、中古マンション、中古戸建、新築戸建の3種で成約件数が前年同月を上回りました。平均成約価格については、4種別すべてが前年同月比でプラスです。

ただし、前月との比較では様子が異なります。

中古マンションは価格が上がっていますが、中古戸建、新築戸建、土地はいずれも下落しています。

したがって、「千葉県の不動産価格が上昇している」と一括りにするより、物件種別と比較する期間を分けて見るほうが実態をつかみやすいでしょう。

ここで扱う価格は、その月に成約した物件の平均です。同じ住宅が前月から何%値上がり、あるいは値下がりしたという意味ではありません。

どの地域で、どの価格帯、どの広さの物件が多く取引されたのかによって、月ごとの平均値は変わります。

今回のデータは東日本レインズの「Market Watch」

東日本レインズの月例マーケットウォッチでは、首都圏全体や都県別、地区別について、中古マンション、中古戸建、新築戸建、土地の市場データが毎月公表されています。土地については面積100~200㎡が対象です。

資料の「成約物件」は、その月に成約報告のあった物件。「新規登録物件」は、その月に新たに登録された物件です。

「在庫物件」は月末時点で登録されている物件を指します。

成約だけを見ると「実際に売れた物件」が分かりますが、現在どの程度の物件が市場に出ているのかまでは分かりません。新規登録や在庫も合わせて見ることで、もう少し広い視点から市場を捉えられます。

なお、東日本レインズでは2025年1月以降、成約登録適正化を目的としたシステム改修を行っており、成約件数に影響を与えている可能性があるとしています。

また、物件登録時に都市計画などの項目が必須になったことにより、一部の統計対象にも影響している可能性があります。

そのため、本記事でも件数の増減だけから「売れている」「売れなくなった」と決めつけず、価格や在庫、個々の物件条件まで含めて見ていきます。

千葉県の中古マンションは成約価格が前月比1.7%上昇

まず、中古マンションです。

2026年8月の千葉県中古マンションの成約件数は398件。前年同月比では0.3%増と、ほぼ横ばいながら前年をわずかに上回りました。

平均成約㎡単価は41.68万円で前年同月比5.1%増、前月比0.7%増。平均成約価格は2,998万円で、前年同月比4.6%増、前月比1.7%増となっています。

7月の平均成約価格は2,947万円でしたので、8月は51万円高くなりました。

一方、6月は3,175万円、7月は2,947万円、8月は2,998万円と推移しています。6月から7月に大きく下がり、8月は少し戻した形です。

この数字だけから、中古マンション価格が再び上昇基調に入ったと判断するのは早いでしょう。

8月に成約した物件の平均専有面積は71.94㎡、平均築年数は30.34年でした。月ごとに成約したマンションの築年数や面積、エリアが変われば、平均価格も動きます。

実際に検討しているマンションが2,998万円より高いから割高、安いから割安というものでもありません。

同じ沿線や駅、築年数、専有面積に加え、同じマンション内の過去の成約事例などと比べていくほうが、購入判断には役立ちます。

中古マンションは新規登録・在庫の件数が前年を下回る

中古マンションでは、成約価格だけでなく、売り出されている物件の動きにも特徴があります。

8月の新規登録件数は1,159件で前年同月比4.4%減。平均登録価格は2,972万円で前年同月比4.8%増でした。

月末在庫は3,899件で前年同月比10.5%減。一方、在庫物件の平均価格は2,857万円で前年同月を6.8%上回っています。

区分件数平均㎡単価平均価格平均築年数
成約398件41.68万円2,998万円30.34年
新規登録1,159件42.98万円2,972万円33.40年
在庫3,899件40.95万円2,857万円33.51年

成約、新規登録、在庫の平均価格は近い水準ですが、それぞれ同じ物件を比較しているわけではありません。

成約した398件と、新たに売り出された1,159件、月末に残っている3,899件では、物件の構成が異なります。

また、中古マンションの場合、価格だけでなく、室内の状態やリフォーム状況、階数、方位、眺望などでも差が出ます。管理状態、長期修繕計画、管理費・修繕積立金なども購入後の負担に関わるため、県平均だけでは判断しにくい部分です。

気になる物件を見つけたときは、「千葉県の平均価格」と比較するより、条件の近い売出物件や成約事例を確認するほうが現実的でしょう。

中古戸建住宅は成約件数・価格とも前年同月を上回る

中古戸建住宅は、8月の成約件数が331件となり、前年同月比2.2%増でした。

平均成約価格も2,613万円で前年同月比2.2%増。一方、前月の2,641万円からは1.1%下がっています。

成約物件の平均土地面積は189.89㎡、平均建物面積は107.93㎡、平均築年数は25.97年です。

新規登録を見ると、件数は1,221件で前年同月比1.0%減、平均価格は2,681万円で同1.8%減となりました。

7月の新規登録物件の平均価格は2,990万円だったため、前月比では10.4%の下落です。

「1カ月で中古戸建相場が10%下がった」と感じる数字ですが、そう単純には捉えられません。

7月の新規登録物件の平均土地面積は252.73㎡だったのに対し、8月は229.85㎡でした。月によって新たに登録される物件の構成が違うため、平均価格にもその影響が表れます。

在庫は5,252件で前年同月比2.7%減。平均価格は2,857万円で同2.8%増でした。

中古戸建は、土地の広さや形、接道、築年数、建物の状態、リフォームの必要性によって価格差が大きくなりやすい物件です。

平均価格を入口として見ることはできますが、購入時には個別物件の状態まで確認していく必要があります。

新築戸建は成約件数が前年同月比9.1%増

8月の新築戸建は、成約件数の動きが目を引きます。

千葉県の成約件数は215件で、前年同月比9.1%増。平均成約価格は4,024万円で同4.8%増となりました。

ただし、7月の平均成約価格は4,160万円でしたので、前月比では3.2%下落しています。

7月は6月から10.2%上昇していましたから、7月と8月だけをつないで「値下がりに転じた」と見るより、月ごとに成約した物件の違いを考慮したほうがよいでしょう。

8月に成約した新築戸建の平均土地面積は132.71㎡、平均建物面積は99.73㎡でした。

売出側の数字も見てみます。

新規登録件数は770件で前年同月比2.9%増。平均価格は4,252万円で3.7%増でした。

月末在庫は2,510件となり、前年同月比9.9%増。平均在庫価格は4,211万円で2.8%増です。

つまり8月は、成約件数だけでなく、新規登録件数と在庫件数も前年同月を上回っています。

成約件数の9.1%増だけを見て「新築戸建が急に売れ始めた」と判断するのではなく、販売されている物件数そのものも前年より多かったことを合わせて見ておきたいところです。

市原市や千葉市で新築戸建を探す場合にも、「千葉県平均4,024万円」を予算の基準として固定する必要はありません。

駅からの距離、土地面積、建物仕様、道路条件、周辺環境などによって、同じ市内でも価格にはかなり幅があります。

土地は成約件数が減少、成約価格は前年同月を上回る

土地については、今回のMarket Watchでは**面積100~200㎡**の物件が集計対象です。

8月の千葉県の成約件数は112件で、前年同月比14.5%減りました。

一方、平均成約㎡単価は17.82万円で前年同月比12.7%増。平均成約価格は2,574万円で同6.6%増となっています。

件数が減っているのに価格は前年を上回っているため、数字だけを見ると少し分かりにくい市場です。

さらに前月と比べると、平均㎡単価は2.4%減、平均成約価格は6.8%減となっています。

新規登録件数は661件で前年同月比3.0%増でしたが、平均価格は2,217万円で同3.4%減。

月末在庫も3,904件と前年同月比6.4%増えた一方、平均在庫価格は1,394万円で2.4%下回りました。

成約した土地では前年より平均価格が高く、新たに登録された土地や在庫物件では平均価格が前年を下回っています。

こうした数字からも、土地全体の相場が一方向に動いているとは言い切れません。

土地は所在地だけでなく、面積、形状、接道方位、前面道路の幅員、高低差、用途地域、建ぺい率・容積率、上下水道などによって利用価値が大きく異なります。

同じ150㎡程度の土地でも、建物を建てやすい土地と、造成やインフラ整備が必要な土地では条件が違います。

国土交通省の不動産情報ライブラリでは、地域ごとの実際の取引価格なども確認できます。売出価格だけでなく、過去の取引情報を合わせて見ると、検討している土地の価格を考える材料になります。

市原市・千葉市で購入を考える人は8月の平均価格をどう見る?

今回紹介している数字は、あくまで千葉県全体の平均です。

市原市や千葉市で住宅を探している場合、県平均をそのまま目の前の物件に当てはめることはできません。

たとえば中古マンションの平均成約価格は2,998万円ですが、駅に近いマンションと郊外のマンション、築10年と築30年では条件がまったく異なります。

新築戸建も同様です。

8月の平均成約価格は4,024万円ですが、市原市と千葉市、さらに千葉市内でも中央区、稲毛区、緑区などでは、土地価格や物件供給の状況が違います。

そのため、「県平均より安いからお買い得」と判断するのではなく、まず物件そのものを見ることが大切です。

新築戸建なら、同じ分譲地や周辺の販売物件、土地面積、建物面積、道路条件などを比較します。

中古住宅なら築年数だけではなく、建物の状態やリフォーム履歴、将来必要になりそうな修繕まで含めて考えておきたいところです。

住宅ローンを利用する場合には、物件価格の変化だけでなく、毎月の返済額や諸費用を含めて資金計画を考える必要があります。

市場全体の平均値は、「今の市場を知る入口」として利用し、最終的には自分が検討している物件に近い条件で比較する。そのくらいの距離感で使うと、数字に振り回されにくくなります。

売却を考える人は成約価格と在庫・新規登録をセットで見る

売却を考えている方にとっても、平均成約価格は参考になります。

ただし、「平均価格が前年より上がっているから、自宅も同じ割合で高く売れる」と考えるのは避けたいところです。

8月の中古マンションを見ると、成約価格は前年同月比4.6%増ですが、在庫件数は10.5%減っています。

一方、新築戸建や土地では在庫件数が前年同月を上回りました。

物件種別によって市場に出ている物件数の動きまで違っています。

中古マンションを売却するのであれば、同じマンションや周辺マンションで現在どの住戸が売りに出ているのかを確認したいところです。

戸建や土地であれば、駅距離だけでなく、土地面積、道路条件、築年数、建物状態など、競合する物件との違いを見る必要があります。

売却査定では、過去の成約事例と現在の売出物件を分けて見ることも大切です。

過去に実際に売れた価格と、現在売主が希望している価格は同じものではないためです。

市場データは査定の土台の一つにはなりますが、最終的な売出価格は個別の物件条件まで確認したうえで検討するほうが現実的です。

2026年8月の千葉県データから見える実務上のポイント

2026年8月の千葉県不動産市場を見ると、「価格が上がっている」「市場が下がっている」と一つの言葉でまとめにくい状況が続いています。

中古マンションは、平均成約価格が7月の2,947万円から8月は2,998万円へ上昇しました。前年同月と比べても4.6%高くなっています。

中古戸建住宅は、成約件数、平均成約価格とも前年同月比2.2%増でしたが、平均価格は前月から1.1%下がりました。

新築戸建は成約件数が前年同月比9.1%増となった一方、平均成約価格は7月から3.2%下落しています。しかも、新規登録・在庫の件数も前年を上回っています。

土地は、成約件数が14.5%減ったものの、平均成約価格は前年同月比6.6%増。新規登録や在庫では、件数が前年より増えて平均価格が下がっています。

どの数字を選ぶかによって、同じ8月の市場でも印象が変わります。

だからこそ、月例データは「今後価格が上がるか下がるかを予測するもの」としてではなく、現在の市場の一面を確認する材料として使うのがよいでしょう。

実際の住宅購入や売却では、県全体の平均値よりも、検討している地域と物件条件に近いデータのほうが役に立ちます。

気になる物件が見つかったときは、平均価格と比べるだけでなく、周辺の売出物件や過去の成約事例、物件そのものの条件を一つずつ確認していくことが、無理のない判断につながります。

参考情報

確認日:2026年9月12日

公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch 2026年8月度(データ)」
URL:https://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/MW_202608data.pdf

公益財団法人 東日本不動産流通機構「Market Watch サマリーレポート 2026年8月度」
URL:https://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202608_summary.pdf

公益財団法人 東日本不動産流通機構「2026年マーケットデータ」
URL:https://www.reins.or.jp/library/2026.html

公益財団法人 東日本不動産流通機構「不動産市場動向(統計)」
URL:https://www.reins.or.jp/library/

国土交通省「不動産情報ライブラリ」
URL:https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

千葉県「令和8年地価公示」
URL:https://www.pref.chiba.lg.jp/youchi/toukeidata/chika/r8kouzi-2.html

辰巳地所のご紹介

SUUMO・at home・HOME'Sで見つけた物件(新築戸建・リノベーションマンション)の仲介手数料が無料になるか無料で確認できるサービスの案内バナー

辰巳地所では、市原市や千葉市をはじめとする千葉県を中心に、一都三県を営業エリアとして、新築一戸建てやリノベーションマンションなどの購入をサポートしています。

購入については、新築戸建・リノベーションマンション・リフォーム済戸建を中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料は無料です。

SUUMO・アットホーム・HOME’Sなどで見つけた物件についても、当社で取り扱える場合があります。物件URLをお送りいただければ、仲介手数料無料の対象になるか、諸費用の目安も含めて確認します。

住宅ローンについても、物件価格だけで返済額を決めるのではなく、住宅ローンアドバイザー・FPの視点から、毎月の家計とのバランスを考えながら資金計画をサポートしています。

売却については、仲介手数料を相場の半額を基本にご相談いただけます。ただし、物件価格や取引条件によって個別の確認が必要です。

不動産の価格を考える際には、県全体の平均値だけでは十分ではありません。当社では、周辺の成約事例や現在の売出物件に加え、所在地、土地・建物面積、築年数、道路条件、建物状態などを確認しながら、購入・売却の判断材料をご案内しています。

現地調査、役所調査、登記事項証明書の確認、重要事項説明書・売買契約書の作成、住宅ローン、司法書士・金融機関との調整、決済・引渡しまで、一連の不動産取引をサポートしています。

ご相談はこちら

※当サイトでは、Outlook・Hotmailのメールアドレスはご利用いただけません。恐れ入りますが、別のメールアドレスをご入力ください。

※特定電子メール法に基づき、営業・広告宣伝など、お客様からのご相談以外のメール送信は固くお断りいたします。

    ※当サイトはCloudflare Turnstileによって保護されており、Cloudflareのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    友だち追加
    新築戸建の購入で仲介手数料が無料になりやすい理由
    新築戸建の購入で仲介手数料が無料になりやすい理由新築戸建は仲介手数料無料で購入できる可能性が高い物件です。なぜ無料になりやすいのか、売主業者・販売協力の仕組み、SUUMO掲載物件の確認方法、購入時の諸費用や注意点を不動産実務の視点から解説します。...
    三菱UFJ銀行・三井住友銀行が住宅ローン変動金利の基準金利を引き上げ|2026年9月の金利改定を解説
    三菱UFJ銀行・三井住友銀行が住宅ローン変動金利の基準金利を引き上げ|2026年9月の金利改定を解説三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、2026年9月の住宅ローン変動金利の基準金利を年3.375%へ引き上げました。基準金利とは何か、実際の適用金利との違い、すでに借りている方への影響や金利上昇の背景を分かりやすく解説します。...
    住宅ローン控除は2026年以降どう変わる?延長・面積要件緩和・中古住宅の拡充を解説
    住宅ローン控除は2026年以降どう変わる?延長・面積要件緩和・中古住宅の拡充を解説住宅ローン控除は2026年以降どう変わるのか、令和8年度税制改正による5年間延長、床面積40㎡以上への緩和、中古住宅・リノベーションマンションの拡充、省エネ性能、子育て世帯、災害レッドゾーンの注意点を住宅購入前の実務目線で解説します。...
    ABOUT ME
    高場智浩
    千葉県市原市出身/在住。法政大学文学部史学科卒。 賃貸仲介を経て、2015年より不動産売買仲介に従事しています。 城南・城西エリア、横浜市、川崎市、熱海市、湯河原町を中心に一都三県で、約400件の購入・売却のお手伝いをさせていただきました。購入・売却・住宅ローンなど、不動産に関するご相談を、わかりやすく丁寧にサポートいたします。
    くらしのマーケット_カテゴリ
    おそうじ革命