千葉県県営住宅の7月募集が始まります|申込期間・申込方法・確認したいポイントを解説
千葉県県営住宅の令和8年7月募集が、7月1日から始まります。
県営住宅は、住まいに困っている方に向けた公的な賃貸住宅です。一般の賃貸アパートやマンションのように、空室が出たらすぐ自由に申し込めるものではなく、募集期間、申込資格、収入基準、抽選、入居審査などを確認しながら手続きを進める必要があります。
今回の令和8年7月分については、空家住宅募集団地一覧表が公表されました。申込期間は令和8年7月1日(水)から7月15日(水)までで、郵送による受付です。募集期間外の郵便局の消印は無効になるため、「あとで出そう」と思っているうちに期限を過ぎてしまわないよう、早めに募集案内書と申込書を確認しておきましょう。
この記事では、千葉県県営住宅の7月募集について、申込期間、申込方法、募集団地一覧表を見るときのポイント、単身者や若年単身者が注意したい点、市原市・千葉市周辺で確認しておきたい内容を、できるだけ分かりやすくまとめます。
千葉県県営住宅とは
千葉県県営住宅は、公営住宅法に基づいて整備された、住宅に困っている方向けの賃貸住宅です。
対象になるのは、住宅に困っていることが明らかで、収入が法令で定められた基準以下の方です。民間賃貸のように、家賃を払えれば誰でも申し込めるという仕組みではありません。
また、県営住宅の家賃は一律ではありません。入居する世帯の収入、住宅の規模、建物の条件などによって変わります。募集団地一覧表には家賃の目安が掲載されていますが、実際の負担額は世帯ごとの収入区分によって異なるため、一覧表の金額だけで判断しないことが大切です。
「県営住宅なら必ず安く住める」「申し込めばすぐ入れる」と考えるよりも、自分の世帯が申込資格を満たしているか、希望する地域に募集があるか、入居時期が生活の予定に合うかを、ひとつずつ確認していく制度だと考えると分かりやすいと思います。
令和8年7月募集の主な日程
令和8年7月分の県営住宅空家入居募集は、次の予定で進みます。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 募集期間 | 令和8年7月1日(水)から7月15日(水)まで |
| 申込方法 | 郵送受付 |
| 抽選番号発送 | 令和8年7月24日(金)予定 |
| 抽選日 | 令和8年7月30日(木)予定 |
| 抽選結果発送 | 令和8年8月3日(月)予定 |
| 入居時期 | 令和8年9月17日(木)予定 |
申込みは、所定の「県営住宅入居申込書」を郵送して行います。7月募集であれば、令和8年7月1日から7月15日までの郵便局の消印があるものが受付対象です。
窓口へ持参すればよい、インターネットで手続きできる、という制度ではありません。郵送手続きでは、記入漏れ、必要書類の確認不足、投函の遅れが思わぬつまずきになることがあります。
特に締切日が近い場合は、ポスト投函だけで安心せず、郵便局の窓口で消印日を確認するほうが安全です。
なお、入居時期は令和8年9月17日(木)予定とされていますが、補欠で繰り上がる方の入居時期は遅くなる場合があります。現在の住まいの退去予定、家賃負担、転校や通勤の都合がある方は、抽選に当たった後のスケジュールまで見ておきましょう。
令和8年7月分の募集団地一覧表で確認したいこと
今回公表された令和8年7月分の空家住宅募集団地一覧表には、募集される住宅名、タイプ、単身入居の可否、若年単身入居の可否、浴槽・風呂釜の有無、募集戸数、階数、前回倍率、家賃、間取り、構造、備考などが掲載されています。
一覧表は情報量が多いため、初めて見る方には少し分かりにくく感じるかもしれません。すべてを一度に理解しようとするよりも、まずは次の順番で確認すると見やすくなります。
最初に見るのは、希望する市町村に募集があるかどうかです。次に、世帯人数や生活に合う間取りかどうかを確認します。そのうえで、単身入居や若年単身入居の可否、浴槽・風呂釜の有無、階数、エレベーターの有無、前回倍率を見ていくと、申し込めそうな住宅を絞り込みやすくなります。
家賃だけで選ぶのは避けたいところです。駅やバス便、買い物施設、病院、学校、勤務先への移動、階段の上り下り、入居時に必要になる設備費用など、実際に住み始めた後の暮らし方まで考えておくと、申込み後の後悔を減らしやすくなります。
市原市周辺で確認したい募集住宅
令和8年7月分の一覧表では、市原市内の住宅として、辰巳台東、辰巳台西、辰巳台西第二、辰巳台西第三、東五所、西五所などが掲載されています。
また、18歳未満の子がいる世帯を対象とする住宅として、五所の住宅も掲載されています。こちらは一般の住宅とは申込対象が異なるため、該当する世帯かどうかを募集案内書で確認する必要があります。
市原市内の県営住宅を見るときは、家賃や間取りだけでなく、生活圏の違いも大切です。辰巳台エリアと五所・東五所・西五所エリアでは、通勤・通学、買い物、医療機関、バス便、車移動のしやすさが変わります。
特に市原市では、車を使う生活か、公共交通機関を使う生活かによって、住みやすさの感じ方が大きく変わることがあります。募集団地一覧表だけでは分からない部分もあるため、可能であれば現地周辺の雰囲気や移動時間も確認しておくと安心です。
辰巳台東や辰巳台西には、単身入居や若年単身入居の欄に「可」が付いている住宅もあります。一方で、同じ市原市内でも、すべての住宅が単身者向けに申し込めるわけではありません。
「市原市に募集があるか」だけでなく、「自分の世帯区分で申し込める住宅か」を必ず見てください。
千葉市内の募集住宅も多く掲載されています
令和8年7月分の一覧表では、千葉市内の住宅も多く掲載されています。
作草部、弥生、轟、園生、幸町、幸町東、高浜第二、高浜第三、海浜検見川、幕張、幕張東、海浜幕張、生実、千葉寺、千葉寺第二、小倉、千城台、祐光、貝塚、桜木、東寺山など、複数の地域に募集があります。
千葉市は区によって生活圏が大きく変わります。中央区、稲毛区、美浜区、若葉区などでは、通勤・通学の路線、バス便、周辺の商業施設、医療機関の使いやすさが異なります。
また、一覧表には「エレベータ有」と表示されている住宅もあります。高齢の方、小さな子どもがいる世帯、体調面に不安がある方にとっては、階数やエレベーターの有無は日常生活に直結する大切なポイントです。
前回倍率が高い住宅もありますが、倍率だけを見て判断するのは少し危険です。前回倍率はあくまで過去の募集時の状況であり、今回も同じ倍率になるとは限りません。希望する地域、生活のしやすさ、世帯に合う間取りを優先しながら、倍率は参考情報として見るのがよいでしょう。
単身者・若年単身者が特に確認したいこと
千葉県では、令和6年10月1日から県営住宅の入居対象者が拡大され、60歳未満の単身者も入居対象に加わっています。
以前は「単身だと県営住宅に申し込めないのでは」と思っていた方もいるかもしれません。現在は、条件を満たせば単身者でも申込みを検討できるようになっています。
ただし、ここで注意したいのは、単身者がすべての住宅に申し込めるわけではないという点です。
募集団地一覧表には、「単身入居」と「若年単身入居」の欄があります。単身者が申し込める住宅は、単身入居欄に「可」と表示されている住宅です。60歳未満の若年単身者が申し込める住宅は、若年単身入居欄に「可」と表示されている住宅です。
若年単身者とは、60歳未満の単身者で、特枠該当者の要件に該当しない方を指します。年齢だけで判断できるものではなく、世帯の状況や制度上の区分によって扱いが変わることがあります。
「単身者も対象になった」と聞くと、どの住宅でも選べるように感じてしまいますが、実際の申込みでは一覧表の表示が重要です。単身入居や若年単身入居の欄が空欄の住宅を選んでしまうと、申込みの段階で対象外になる可能性があります。
不安がある場合は、自分で判断しきろうとせず、千葉県住宅供給公社へ確認するのが安心です。
浴槽・風呂釜の有無も見落としやすいポイントです
県営住宅の募集団地一覧表を見るときに、意外と見落としやすいのが浴槽・風呂釜の有無です。
一覧表の浴槽釜欄に「有」と表示されていない住宅は、入居時に自分で購入する必要があります。
家賃が比較的低く見える住宅でも、入居時に浴槽や風呂釜の購入費、引っ越し費用、生活用品の購入費、場合によっては駐車場や共益費などが必要になることがあります。
住まいに困っている状況では、毎月の家賃を少しでも抑えたいと考えるのは自然なことです。ただ、入居時の初期費用まで見落としてしまうと、せっかく当選しても準備が難しくなる場合があります。
一覧表を見るときは、家賃、間取り、場所だけでなく、設備欄にも目を通しておきましょう。
申込み前に確認したい入居資格
県営住宅に申し込むには、一定の入居資格があります。
原則として千葉県内に住所を有していること、住宅に困っていることが明らかであること、収入が法令で定める基準以下であること、申込本人や同居予定者が暴力団員でないことなどが主な条件です。
収入基準については、一般県営住宅の場合、原則階層の月収額が158,000円以下、裁量階層では214,000円以下とされています。改良住宅の場合は、原則階層の月収額が114,000円以下、裁量階層では139,000円以下です。
ここでいう月収額は、単純な手取り月収とは異なる場合があります。世帯人数、所得、控除、家族構成などによって計算が変わるため、「給与明細の月収がそのまま基準になる」とは限りません。
また、自宅を所有している方や、すでに公営住宅に入居している方は、原則として申し込めない場合があります。
「自分は対象になるのか」が一番不安なところだと思いますが、県営住宅の申込資格は個別事情によって判断が分かれることがあります。少しでも迷う場合は、募集案内書を確認したうえで、千葉県住宅供給公社や千葉県住宅課へ相談してください。
申込みで注意したいこと
県営住宅の空家募集では、申込みは一世帯につき1住宅・1タイプのみです。複数の住宅に申し込むことはできません。
「当たりやすくするために複数申し込む」という考え方はできず、重複申込みをするとすべて無効になります。
また、常時募集と年4回実施される空家募集を重複して申し込むこともできません。常時募集の住宅と7月募集の住宅で迷っている場合は、どちらを優先するかを先に考える必要があります。
申込書の記入内容にも注意が必要です。世帯構成、申込区分、希望住宅、連絡先などに不備があると、手続きがスムーズに進まないことがあります。
公営住宅の申込みは、慣れていない方にとって分かりにくい部分が多い手続きです。急いで書いて投函するよりも、募集案内書を見ながら落ち着いて確認し、分からない部分は問い合わせてから進めるほうが安心です。
常時募集との違い
千葉県県営住宅には、今回のような年4回の空家募集とは別に、常時募集もあります。
年4回の空家募集は、募集期間内に申込みを受け付け、申込者が募集戸数を上回る場合は抽選で入居予定者が決まります。今回の7月募集も、この空家募集にあたります。
一方、常時募集は、対象となる住宅について随時申込みを受け付ける仕組みです。千葉県の案内では、一般県営住宅として市原市菊間の菊間県営住宅、袖ケ浦市蔵波台の蔵波県営住宅などが挙げられています。また、中堅所得者向け住宅として、市原市五所の特定公共賃貸住宅なども案内されています。
ただし、常時募集と年4回の空家募集は重複して申し込めません。市原市内で住まいを探している方にとって、菊間や五所といった名称は気になるかもしれませんが、制度の種類や対象者、家賃、申込条件が異なる場合があります。
「県営住宅」とひとまとめに考えるのではなく、空家募集なのか、常時募集なのか、一般県営住宅なのか、中堅所得者向け住宅なのかを確認しましょう。
県営住宅を検討するときに大切な考え方
県営住宅は、住まいに困っている方にとって大切な選択肢です。
家賃負担が重い、今の住まいが老朽化している、家族構成に合わない、立ち退きなどで住まいを探す必要がある。そのような状況では、公的な住宅制度を確認することはとても大切です。
一方で、県営住宅には申込資格、収入基準、募集期間、抽選、入居審査があります。希望する地域に必ず募集があるとは限らず、募集があっても抽選で入居できないことがあります。入居時期も、現在の生活事情にぴったり合うとは限りません。
だからこそ、県営住宅だけに絞りすぎず、民間賃貸、親族所有不動産の活用、将来的な住み替えや購入、売却なども含めて、住まいの選択肢を少し広めに見ておくと安心です。
特に市原市や千葉市周辺では、同じ家賃帯でも地域によって生活のしやすさが変わります。通勤、通学、買い物、病院、バス便、車移動、将来の家族構成まで考えると、単に「家賃が安いかどうか」だけでは決めきれない場面もあります。
住まいの問題は、急いで決めるほど不安が大きくなります。制度を確認しながら、今の生活に必要な条件を少しずつ書き出していくと、自分に合う選択肢を見つけやすくなります。
まとめ|令和8年7月募集は、期間内の申込みと一覧表の確認が大切です
千葉県県営住宅の令和8年7月募集は、令和8年7月1日(水)から7月15日(水)までが申込期間です。
申込みは郵送で、募集期間内の郵便局の消印が必要です。募集期間外の消印は無効になるため、早めに募集案内書と申込書を確認しましょう。
今回の空家住宅募集団地一覧表では、市原市内では辰巳台東、辰巳台西、辰巳台西第二、辰巳台西第三、東五所、西五所、五所などが掲載されています。千葉市内でも、作草部、弥生、轟、園生、幸町東、高浜、海浜検見川、幕張、千城台、桜木など、複数の住宅が掲載されています。
ただし、同じ市内に募集があっても、すべての住宅に申し込めるわけではありません。単身者や若年単身者は、一覧表の「単身入居」「若年単身入居」の欄を必ず確認してください。浴槽・風呂釜の有無、階数、エレベーターの有無、前回倍率、入居時期も大切な確認ポイントです。
県営住宅は、住まいに困っている方にとって心強い制度です。その一方で、申込資格や抽選があり、希望する時期や場所に必ず入居できるとは限りません。
市原市・千葉市周辺で住まいに不安がある方は、県営住宅の申込みとあわせて、民間賃貸や将来的な住み替え、親族所有不動産の活用なども含めて、無理のない選択肢を確認しておくと安心です。
参考情報
確認日:2026年6月26日
・千葉県住宅供給公社|令和8年7月分 県営住宅空家入居募集団地一覧表
・千葉県住宅供給公社|空家募集のご案内
・千葉県|これから県営住宅をお申込みになる方へ
・千葉県|県営住宅の入居対象者を拡大します
・千葉県住宅供給公社|常時募集のご案内
辰巳地所のご紹介

辰巳地所では、市原市・千葉市を中心に、一都三県の不動産購入・売却をサポートしています。
県営住宅は、住まいに困っている方にとって大切な選択肢のひとつです。
一方で、申込資格、募集時期、抽選、入居審査があり、希望する時期や場所に必ず入居できるとは限りません。
市原市・千葉市周辺で住まいを考える場合は、公営住宅、民間賃貸、親族所有不動産、将来的な購入、相続した不動産の活用など、状況に応じて選択肢を確認しておくことも大切です。
購入については、新築戸建・リノベーションマンション・リフォーム済戸建を中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料は無料です。
SUUMO・アットホーム・HOME’Sなどで見つけた物件についても、当社で取り扱い可能な場合があります。
物件URLをお送りいただければ、仲介手数料無料の対象になるか、諸費用の目安も含めて確認します。
住宅ローンについても、住宅ローンアドバイザー・FPの視点から、無理のない資金計画を一緒に確認します。
売却については、仲介手数料を相場の半額を基本にご相談いただけます。
ただし、物件価格や取引条件によって個別確認が必要です。
当社では、現地調査、役所調査、登記事項証明書の確認、売買契約書・重要事項説明書の作成、住宅ローン、司法書士・金融機関との調整、決済・引渡しまで丁寧にサポートしています。
市原市・千葉市周辺で住まい探しや売却を検討している方は、現在の住まいの状況や将来の暮らし方も含めてご相談いただけます。
お問い合わせ
※正確なご提案(査定や手数料の診断など)を行うため、仮名・偽名・イニシャル等でのお問い合わせには対応いたしかねる場合がございます。
※当サイトでは、Hotmailのメールアドレスはご利用いただけません。恐れ入りますが、別のメールアドレスをご入力ください。
※特定電子メール法に基づき、営業・広告宣伝など、お客様からのご相談以外のメール送信は固くお断りいたします。





