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千葉県で中古マンションを購入するとき、物件価格や住宅ローンの返済額だけを見て判断していませんか。

中古マンションでは、住宅ローンとは別に、毎月の管理費と修繕積立金がかかります。

管理費は、共用部分の清掃、管理員業務、エレベーターや設備の保守、共用電気代など、日常的な管理に使われる費用です。

修繕積立金は、外壁、屋上防水、給排水管、エレベーター、共用部分など、将来の大規模修繕に備えて積み立てるお金です。

どちらもマンションを維持していくために大切な費用ですが、購入時には物件価格に比べて見落とされやすい項目です。

特にリノベーションマンションでは、室内が新しくきれいに見えても、マンション全体の管理状態や修繕積立金の状況は別に確認する必要があります。

この記事では、公益財団法人東日本不動産流通機構が公表した「REINS TOPIC 首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2025年度)」を参考資料として、千葉県の中古マンション購入前に確認したい管理費・修繕積立金の見方を解説します。

千葉県を中心に、首都圏平均、東京都、埼玉県、神奈川県との違いも整理します。

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Contents
  1. この記事で使うデータについて
  2. まず結論|千葉県は月額合計より「負担割合」に注意
  3. 千葉県の管理費・修繕積立金を首都圏と比較する
  4. 修繕積立金は上がっている?年度別推移を見る
  5. 築年数で管理費・修繕積立金はどう変わる?
  6. 総戸数で管理費・修繕積立金は変わる?
  7. 千葉県で中古マンションを買う人が確認したいこと
  8. 千葉県で中古マンションを売却する人が確認したいこと
  9. データを見るときの注意点
  10. よくある質問
  11. まとめ
  12. 参考情報
  13. 辰巳地所のご紹介
  14. お問い合わせ
クラブツーリズム

この記事で使うデータについて

本記事では、公益財団法人東日本不動産流通機構が公表した「REINS TOPIC 首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2025年度)」を参考資料として使用します。

対象は、2025年度に東日本不動産流通機構を通して成約した首都圏中古マンションです。

東日本不動産流通機構「REINS TOPIC」とは

東日本不動産流通機構は、不動産会社が利用する不動産流通標準情報システムであるレインズを運営する機構です。

REINS TOPICでは、首都圏の不動産流通市場に関するテーマ別データが公表されています。

今回の参考資料は、首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金に焦点を当てたものです。

公表日は2026年5月28日です。

「REINS TOPIC」は、東日本不動産流通機構のウェブサイトで公開されています。

東日本不動産流通機構ウェブサイト:https://www.reins.or.jp

2025年度に成約した首都圏中古マンションのデータ

参考資料では、2025年度に成約した首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金が整理されています。

首都圏全体のほか、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県などの地域別データ、築年数別データ、総戸数別データも掲載されています。

本記事では、千葉県の数値を中心に、首都圏平均や他都県との違いを見ていきます。

2025年1月以降の登録必須化に関する注意点

参考資料では、2025年1月より、築年月・管理費・修繕積立金の項目について、レインズへの登録が必須化されたことが注記されています。

また、建築年、総戸数、管理費、修繕積立金がすべて登録された物件のみを抽出して集計しているとされています。

2023年度以前のデータも同様の方法で抽出し、各年度の前年度比較が行われています。

そのため、今回の数値は非常に参考になりますが、すべての中古マンションにそのまま当てはまるものではありません。

平均額だけで、個別マンションの管理状態や将来の修繕リスクを断定しないことが大切です。

千葉県単独ではなく首都圏比較データとして読む

今回の参考資料は、千葉県だけを詳しく分析した資料ではありません。

首都圏全体の中古マンションを対象とし、その中で千葉県の数値も示されています。

そのため、本記事でも「千葉県だけの絶対的な相場」としてではなく、首都圏平均や東京都・埼玉県・神奈川県と比較しながら、千葉県の特徴を読み取る形で整理します。

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まず結論|千葉県は月額合計より「負担割合」に注意

参考資料を見ると、千葉県の中古マンションは、管理費・修繕積立金の月額合計だけを見ると、首都圏平均より低くなっています。

一方で、成約単価に対する負担割合で見ると、千葉県は首都圏平均より高めに出ています。

このため、千葉県で中古マンションを購入する場合は、月額の金額だけでなく、物件価格に対して毎月の管理費・修繕積立金がどの程度の負担になるのかも見ることが大切です。

千葉県の管理費・修繕積立金は月額26,200円

千葉県の中古マンションでは、月額管理費が12,142円、月額修繕積立金が14,058円です。

管理費と修繕積立金の合計は、月額26,200円です。

中古マンションを購入する際は、この金額が住宅ローン返済とは別に毎月かかります。

たとえば、住宅ローンの返済額だけを見て資金計画を立てると、実際の毎月負担が想定より重く感じることがあります。

管理費・修繕積立金は、固定的にかかる住居費の一部として考える必要があります。

首都圏平均より月額合計は低い

首都圏全体では、月額管理費が13,895円、月額修繕積立金が13,910円です。

管理費と修繕積立金の合計は、月額27,805円です。

千葉県の月額合計26,200円は、首都圏平均より低い水準です。

東京都の合計は28,667円、神奈川県は27,529円、埼玉県は25,710円です。

月額合計だけを見ると、千葉県は埼玉県よりやや高く、東京都・神奈川県・首都圏平均より低い位置づけです。

ただし対成約単価比率は1.03%と高め

注意したいのは、成約単価に対する負担割合です。

参考資料では、千葉県の管理費・修繕積立金合計の対成約単価比率は1.03%です。

首都圏平均は0.60%、東京都は0.48%、神奈川県は0.82%、埼玉県は0.97%です。

千葉県は、月額合計だけを見ると首都圏平均より低いものの、成約単価に対する負担割合では高めに出ています。

これは、千葉県の中古マンション価格が東京都などより低いため、管理費・修繕積立金の月額負担が物件価格に対して相対的に大きく見えやすいことが背景にあると考えられます。

物件価格だけでなく毎月の総負担で見る

中古マンションを購入するときは、物件価格だけでなく、毎月の総負担を見ることが大切です。

毎月の住居費には、住宅ローン返済、管理費、修繕積立金、駐車場代、インターネット利用料、固定資産税の負担などが関係します。

物件価格が抑えられていても、管理費・修繕積立金が高ければ、毎月の負担は重くなります。

反対に、管理費・修繕積立金が低すぎる場合も、将来の修繕積立金の値上げや一時金の可能性を確認する必要があります。

千葉県の管理費・修繕積立金を首都圏と比較する

ここからは、千葉県の管理費・修繕積立金を、首都圏平均や他都県と比較して見ていきます。

首都圏平均は管理費13,895円・修繕積立金13,910円

2025年度に成約した首都圏中古マンションの月額管理費は、1戸当たり平均13,895円です。

月額修繕積立金は13,910円です。

管理費と修繕積立金の合計は27,805円です。

1㎡当たりで見ると、管理費は217円、修繕積立金も217円、合計434円です。

管理費・修繕積立金は、マンションの共用部分を維持し、将来の修繕に備えるための費用です。

中古マンションを購入する際は、この月額負担を必ず確認しましょう。

千葉県は管理費12,142円・修繕積立金14,058円

千葉県の月額管理費は12,142円です。

1㎡当たりでは168円です。

月額修繕積立金は14,058円で、1㎡当たりでは194円です。

管理費と修繕積立金の合計は26,200円、1㎡当たりでは362円です。

千葉県は、管理費については首都圏平均より低くなっています。

一方、修繕積立金は首都圏平均13,910円よりやや高くなっています。

つまり、千葉県では、管理費より修繕積立金の負担を意識して見る必要があります。

東京都・埼玉県・神奈川県との違い

東京都の管理費・修繕積立金合計は28,667円です。

神奈川県は27,529円、埼玉県は25,710円、千葉県は26,200円です。

月額合計だけで見ると、千葉県は東京都・神奈川県より低く、埼玉県よりやや高い水準です。

ただし、対成約単価比率で見ると、千葉県は1.03%です。

埼玉県は0.97%、神奈川県は0.82%、東京都は0.48%です。

千葉県は、月額合計そのものよりも、物件価格に対する維持費の負担割合に注意したいエリアといえます。

千葉県は管理費より修繕積立金の比重が大きい

千葉県の月額管理費は12,142円、修繕積立金は14,058円です。

修繕積立金の方が管理費より高くなっています。

管理費は、日常的な管理や共用部分の維持に使われる費用です。

修繕積立金は、大規模修繕や将来の工事に備える費用です。

修繕積立金が一定程度確保されていることは、将来の建物維持にとって重要です。

ただし、現在の金額だけで十分かどうかは分かりません。

長期修繕計画や修繕積立金の残高、今後の値上げ予定を確認する必要があります。

成約単価に対する負担割合で見ることが重要

中古マンションの維持費を見るときは、月額だけでなく、物件価格との関係も見ることが大切です。

たとえば、同じ月額26,000円台の管理費・修繕積立金でも、物件価格が高いマンションと低いマンションでは、負担感が異なります。

千葉県は、東京都と比べると物件価格が抑えられやすい一方、管理費・修繕積立金の月額負担は一定程度かかります。

そのため、物件価格が安いから買いやすいと考えるだけでなく、管理費・修繕積立金を含めた毎月の総支払額を確認することが大切です。

修繕積立金は上がっている?年度別推移を見る

中古マンションを購入するときに、特に注意したいのが修繕積立金です。

参考資料では、首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金の年度別推移も示されています。

首都圏の管理費は緩やかに上昇

首都圏中古マンションの月額管理費は、2020年度が13,430円、2025年度が13,895円です。

この5年間で、月額管理費は緩やかに上昇しています。

2025年度の管理費は、前年度比0.3%上昇です。

管理費は、日常的な管理や共用部分の維持に使われる費用です。

人件費や設備保守費、清掃費、共用部分の光熱費などの影響を受けるため、今後も物件ごとに見直される可能性があります。

修繕積立金は2020年度から2025年度にかけて上昇

修繕積立金は、管理費よりも上昇が目立ちます。

首都圏中古マンションの月額修繕積立金は、2020年度が11,737円、2025年度が13,910円です。

管理費と修繕積立金の合計は、2020年度が25,167円、2025年度が27,805円です。

修繕積立金は、将来の大規模修繕に備えるための費用です。

建物の老朽化、工事費の上昇、修繕計画の見直しなどにより、修繕積立金が改定されることがあります。

2025年度は修繕積立金が前年度比5.6%上昇

2025年度の首都圏中古マンションでは、管理費が前年度比0.3%上昇したのに対し、修繕積立金は前年度比5.6%上昇しています。

1㎡当たりで見ても、管理費は前年度比0.6%上昇、修繕積立金は前年度比5.8%上昇です。

このデータからは、管理費よりも修繕積立金の上昇が目立つことが分かります。

中古マンション購入時には、今の修繕積立金だけでなく、今後の値上げ予定や長期修繕計画も確認することが重要です。

中古マンション購入時は将来の値上げも確認する

修繕積立金は、購入時点の金額が低ければ安心というものではありません。

むしろ、築年数や建物規模に対して修繕積立金が低すぎる場合、将来の値上げや一時金が必要になる可能性があります。

購入前には、長期修繕計画、修繕積立金の残高、大規模修繕の履歴、今後の工事予定、管理組合の財務状況を確認しましょう。

重要事項調査報告書や管理に関する資料を確認することで、現在の月額負担だけでは見えないリスクを把握しやすくなります。

築年数で管理費・修繕積立金はどう変わる?

管理費・修繕積立金は、築年数によって傾向が異なります。

参考資料では、築年数別の管理費・修繕積立金も示されています。

築10年以内は修繕積立金が低めに出やすい

築10年以内の中古マンションでは、月額管理費が16,889円、月額修繕積立金が10,474円です。

合計は27,363円です。

築浅マンションでは、管理費が高めで、修繕積立金が低めに出る傾向があります。

新しいマンションでは、当初の修繕積立金が低く設定されている場合もあります。

そのため、築浅だから安心と考えるのではなく、今後の修繕積立金の改定予定を確認することが大切です。

築10年を超えると1㎡当たり修繕積立金は200円台前半に上昇

参考資料では、1㎡当たりの修繕積立金は、築10年を超えると200円台前半に上昇する傾向が示されています。

築11〜20年では、月額管理費15,275円、修繕積立金15,716円、合計30,991円です。

築21〜30年では、管理費13,997円、修繕積立金16,588円、合計30,585円です。

築年数が進むにつれて、大規模修繕や設備更新を見据えた積立が重要になります。

購入前には、次の大規模修繕がいつ予定されているのか、修繕積立金の残高が十分かを確認しましょう。

築30年超は対成約単価比率が高い

築30年超の中古マンションでは、月額管理費11,467円、月額修繕積立金12,835円、合計24,301円です。

月額合計だけを見ると、築11〜20年や築21〜30年より低くなっています。

しかし、管理費・修繕積立金合計の対成約単価比率は1.03%です。

築30年超のマンションでは、物件価格に対して管理費・修繕積立金の負担割合が高くなりやすい点に注意が必要です。

物件価格が安く見えても、毎月の維持費や将来の修繕リスクを含めて考える必要があります。

築古マンションは安さだけで判断しない

築古マンションは、物件価格が抑えられていることがあります。

しかし、建物全体の修繕履歴、給排水管、外壁、屋上防水、エレベーター、耐震性、管理組合の財務状況などを確認しないまま購入すると、将来的な負担が大きくなる可能性があります。

リノベーション済で室内がきれいなマンションでも、建物全体の修繕計画や管理状態は別に確認しましょう。

築古マンションを検討する場合は、価格だけでなく、管理費・修繕積立金、長期修繕計画、大規模修繕履歴を確認することが大切です。

総戸数で管理費・修繕積立金は変わる?

管理費・修繕積立金は、マンションの総戸数によっても傾向が変わります。

参考資料では、規模別のデータも示されています。

50戸未満は1㎡当たり合計額が高め

総戸数50戸未満のマンションでは、月額管理費が14,007円、修繕積立金が14,357円、合計28,364円です。

1㎡当たりの合計は484円です。

小規模マンションは、管理員費用、設備保守費、清掃費、修繕費などを少ない戸数で負担するため、1戸当たりや1㎡当たりの負担が高くなりやすい場合があります。

ただし、小規模マンションにも落ち着いた住環境や管理のしやすさなどの魅力があります。

金額だけでなく、管理内容を確認しましょう。

100〜149戸の中規模物件は低めの傾向

総戸数100〜149戸のマンションでは、管理費・修繕積立金の合計は26,162円です。

1㎡当たりの合計は394円です。

参考資料では、1㎡当たりの管理費は、総戸数100〜149戸の中規模物件で低めの傾向が示されています。

一定の戸数があることで、管理コストを分散しやすい場合があります。

ただし、中規模だから必ず管理状態が良いというわけではありません。

管理組合の運営状況、修繕積立金の残高、長期修繕計画を確認する必要があります。

200戸以上は規模のメリットが出る場合もある

総戸数200戸以上のマンションでは、管理費・修繕積立金の合計は29,452円です。

1㎡当たりの合計は412円です。

合計月額は高めですが、1㎡当たりでは50戸未満より低くなっています。

規模が大きいマンションでは、共用施設や設備が充実している場合があります。

一方で、共用施設が多いほど維持管理費がかかることもあります。

大規模マンションでは、管理内容、共用施設、修繕計画、将来の更新費用を確認しましょう。

ただし総戸数だけで管理状態は判断できない

総戸数は、管理費・修繕積立金を見るうえで参考になります。

しかし、総戸数だけで管理状態の良し悪しは判断できません。

同じ規模のマンションでも、管理会社、管理組合の運営、修繕履歴、滞納状況、長期修繕計画によって状況は異なります。

購入前には、重要事項調査報告書や管理規約、総会議事録などを確認し、マンション全体の管理状態を把握することが大切です。

千葉県で中古マンションを買う人が確認したいこと

千葉県で中古マンションを購入する場合、物件価格だけで判断するのではなく、管理費・修繕積立金を含めた毎月の支払いを確認しましょう。

物件価格と毎月の管理費・修繕積立金を合算する

中古マンションの毎月の負担は、住宅ローン返済だけではありません。

管理費、修繕積立金、駐車場代、インターネット利用料、固定資産税の負担などもあります。

物件価格が予算内でも、管理費・修繕積立金を含めると毎月の支払いが重くなることがあります。

購入前には、毎月の総負担額を具体的に確認しましょう。

住宅ローン返済額だけで判断しない

住宅ローンの返済額だけを見て、購入可能かどうか判断するのは危険です。

たとえば、毎月のローン返済に加えて、管理費・修繕積立金が月額2万円台後半かかる場合、実際の住居費は大きく変わります。

また、将来的に修繕積立金が値上げされる可能性もあります。

住宅ローンを検討する際は、現在の管理費・修繕積立金だけでなく、将来の見直しも考えておくことが大切です。

長期修繕計画を確認する

中古マンションを購入する際は、長期修繕計画を確認しましょう。

長期修繕計画とは、外壁、屋上防水、給排水管、エレベーター、共用部分などの修繕時期と費用を見込んだ計画です。

長期修繕計画があるか、内容が現実的か、定期的に見直されているかを確認することが重要です。

計画が古いまま放置されている場合や、修繕積立金の見直しが行われていない場合は注意が必要です。

修繕積立金の値上げ予定を確認する

修繕積立金は、将来的に値上げされることがあります。

特に築年数が進んだマンションでは、大規模修繕や設備更新に備えて、修繕積立金の改定が検討されることがあります。

購入前には、管理組合で値上げが予定されていないか、一時金の予定がないかを確認しましょう。

現在の修繕積立金が低い場合でも、将来の負担が増える可能性があります。

大規模修繕の履歴と今後の予定を見る

マンションでは、外壁、屋上防水、鉄部塗装、給排水管、エレベーターなど、定期的な大規模修繕が必要です。

購入前には、過去にどのような修繕が行われたか、次の大規模修繕がいつ予定されているかを確認しましょう。

大規模修繕直後のマンションと、これから大規模修繕を控えているマンションでは、購入後の見通しが変わります。

リノベーションマンションでも建物全体の管理を見る

リノベーションマンションでは、室内が新しく、見た目もきれいに整っていることが多くあります。

しかし、室内がきれいでも、マンション全体の管理状態が良いとは限りません。

共用部分の清掃状況、外壁や廊下の状態、掲示板、ゴミ置場、駐輪場、エレベーター、管理組合の運営状況も確認しましょう。

リノベーションマンションを購入する場合は、室内の工事内容とあわせて、建物全体の管理状態を見ることが大切です。

千葉県で中古マンションを売却する人が確認したいこと

中古マンションを売却する場合、買主は物件価格だけでなく、管理費・修繕積立金も見ています。

管理状態や修繕計画は、売却時の安心材料になることがあります。

管理費・修繕積立金は買主の判断材料になる

買主は、購入後の毎月負担を気にします。

そのため、管理費・修繕積立金の金額は、購入判断に影響します。

月額負担が高い場合、買主は理由を知りたいと考えます。

反対に、修繕積立金が低すぎる場合も、将来の値上げや一時金を不安視されることがあります。

売却時には、金額だけでなく、その背景を説明できることが大切です。

月額負担が高い場合は説明できる資料を整理する

管理費・修繕積立金が高めの場合でも、管理内容や修繕履歴がしっかりしていれば、買主にとって安心材料になることがあります。

たとえば、管理員の勤務体制、清掃状況、共用設備、セキュリティ、過去の大規模修繕、今後の修繕計画などです。

売却前には、重要事項調査報告書、長期修繕計画、大規模修繕履歴などを整理しておくとよいでしょう。

修繕履歴や長期修繕計画は売却時の安心材料になる

中古マンションでは、建物全体の維持管理が買主の安心につながります。

大規模修繕が適切に行われているマンションや、長期修繕計画が整っているマンションは、買主に説明しやすくなります。

売却時には、室内の魅力だけでなく、マンション全体の管理状態も伝えることが大切です。

滞納や管理不全がある場合は注意

管理費や修繕積立金の滞納がある場合、売却に影響することがあります。

また、管理組合全体で滞納が多い場合や、修繕積立金が不足している場合、買主が不安を感じることがあります。

売却前には、管理費・修繕積立金の滞納状況、管理組合の財務状況、修繕積立金残高などを確認しておきましょう。

売却査定では管理状態も確認される

中古マンションの売却査定では、専有部分の状態だけでなく、マンション全体の管理状態も確認されます。

同じ専有面積、同じ築年数でも、管理状態が良いマンションと不安があるマンションでは、買主の印象が変わります。

管理費・修繕積立金は、単なる月額費用ではなく、マンションの維持管理を示す重要な情報です。

売却時には、管理状態を含めて物件の魅力を整理しましょう。

データを見るときの注意点

参考資料のデータは、中古マンションの管理費・修繕積立金を見るうえで参考になります。

ただし、平均額だけで個別マンションの良し悪しを判断することはできません。

平均額は個別マンションの適正額ではない

平均額は、複数の成約物件を集計した結果です。

個別マンションの管理費・修繕積立金は、築年数、総戸数、共用施設、管理方式、管理会社、修繕履歴、長期修繕計画によって変わります。

千葉県の平均額より高いから悪い、低いから良いという単純な判断は避けましょう。

管理費が安ければよいとは限らない

管理費が安いマンションは、毎月の負担が軽く見えます。

しかし、清掃や管理員業務、設備保守、共用部分の維持管理が十分に行われているかを確認する必要があります。

管理費が安くても、管理内容が不足していれば、住み心地や将来の資産価値に影響する可能性があります。

修繕積立金が低すぎる場合も注意

修繕積立金が低いマンションは、購入時には負担が軽く見えます。

しかし、将来の大規模修繕に必要な資金が不足する可能性があります。

修繕積立金が低すぎる場合、将来的な値上げや一時金が必要になることもあります。

購入前には、修繕積立金の残高、長期修繕計画、今後の工事予定を確認しましょう。

対成約単価比率は価格水準との関係で見る

千葉県では、管理費・修繕積立金合計の対成約単価比率が1.03%と、首都圏平均0.60%より高めに出ています。

これは、月額合計が極端に高いというより、成約単価との関係で負担割合が高く見えやすいという点に注意が必要です。

物件価格が抑えられていても、毎月の管理費・修繕積立金は一定程度かかります。

そのため、購入判断では、物件価格だけでなく、毎月の総負担を確認しましょう。

最終的には管理規約・重要事項調査報告書を確認する

中古マンションを購入する際は、最終的に個別マンションの資料を確認する必要があります。

管理規約、使用細則、重要事項調査報告書、長期修繕計画、総会議事録、大規模修繕履歴などです。

これらを確認することで、管理費・修繕積立金の金額だけでなく、マンション全体の管理状態や将来の修繕リスクを把握しやすくなります。

よくある質問

千葉県の中古マンションの管理費・修繕積立金はいくらですか?

参考資料によると、千葉県の中古マンションでは、月額管理費が12,142円、月額修繕積立金が14,058円です。

管理費と修繕積立金の合計は26,200円です。

ただし、これは平均額であり、個別マンションでは築年数、総戸数、管理内容、修繕履歴によって異なります。

千葉県は首都圏平均より管理費が安いですか?

千葉県の月額管理費は12,142円で、首都圏平均の13,895円より低くなっています。

ただし、修繕積立金は千葉県14,058円で、首都圏平均13,910円よりやや高くなっています。

管理費だけでなく、修繕積立金との合計で確認することが大切です。

修繕積立金は今後上がる可能性がありますか?

可能性はあります。

首都圏全体では、2025年度の修繕積立金が前年度比5.6%上昇しています。

ただし、個別マンションで実際に上がるかどうかは、長期修繕計画、修繕積立金残高、大規模修繕の予定、管理組合の方針によって異なります。

購入前に、今後の値上げ予定や一時金の可能性を確認しましょう。

管理費や修繕積立金が安い物件はお得ですか?

一概には言えません。

管理費が安くても、管理内容が不足している可能性があります。

修繕積立金が安すぎる場合、将来の修繕費が不足し、値上げや一時金が必要になる可能性もあります。

金額だけでなく、管理内容、長期修繕計画、修繕積立金残高を確認することが大切です。

築古マンションは修繕積立金に注意すべきですか?

はい、注意が必要です。

築30年超の中古マンションでは、月額合計自体は低めに出ている一方、管理費・修繕積立金合計の対成約単価比率は1.03%と高めです。

物件価格が安く見えても、毎月の維持費や将来の修繕リスクを含めて判断しましょう。

リノベーションマンションでも修繕積立金は確認すべきですか?

必ず確認しましょう。

リノベーションマンションは室内がきれいに整っていても、マンション全体の管理状態や修繕積立金の状況は別です。

共用部分、長期修繕計画、大規模修繕履歴、修繕積立金残高を確認することが大切です。

売却時に管理費・修繕積立金は影響しますか?

影響します。

買主は、購入後の毎月負担を確認します。

管理費・修繕積立金が高い場合も、安すぎる場合も、その理由を確認されることがあります。

売却時には、長期修繕計画や大規模修繕履歴など、買主に説明できる資料を整理しておくと安心です。

まとめ

中古マンションを購入するときは、物件価格だけでなく、管理費・修繕積立金を含めた毎月の総負担を見ることが大切です。

参考資料によると、2025年度に成約した首都圏中古マンションの月額管理費は13,895円、月額修繕積立金は13,910円、合計27,805円です。

千葉県では、月額管理費が12,142円、月額修繕積立金が14,058円、合計26,200円です。

月額合計だけを見ると、千葉県は首都圏平均より低くなっています。

一方で、管理費・修繕積立金合計の対成約単価比率は、千葉県が1.03%で、首都圏平均0.60%を上回っています。

つまり、千葉県では月額合計だけを見ると比較的軽く見える一方、物件価格に対する維持費の負担割合では重く見えやすいという点に注意が必要です。

また、首都圏全体では、2025年度の修繕積立金が前年度比5.6%上昇しています。

管理費よりも修繕積立金の上昇が目立つため、中古マンション購入時には、現在の月額だけでなく、将来の値上げ予定や長期修繕計画も確認することが大切です。

築年数別では、築10年を超えると1㎡当たり修繕積立金が200円台前半に上昇する傾向があります。

築30年超では、月額合計自体は低めでも、対成約単価比率が高めに出ています。

物件価格が安く見える築古マンションでも、管理費・修繕積立金、修繕履歴、管理状態、将来の修繕リスクを確認しましょう。

千葉県で中古マンションやリノベーションマンションを購入する場合は、室内のきれいさだけでなく、マンション全体の管理状態を見ることが重要です。

売却する場合も、管理費・修繕積立金、長期修繕計画、大規模修繕履歴は、買主にとって重要な判断材料になります。

平均額はあくまで参考です。

最終的には、個別マンションごとに、管理規約、重要事項調査報告書、長期修繕計画、大規模修繕履歴などを確認し、購入・売却判断を行うことが大切です。

参考情報

確認日:2026年6月11日

  • 公益財団法人東日本不動産流通機構「REINS TOPIC 首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2025年度)」
  • 公益財団法人東日本不動産流通機構「REINS TOPIC」
  • 公益財団法人東日本不動産流通機構「レインズとは」
  • 国土交通省「マンション管理について」
  • 国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」
  • 国土交通省「長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント」

辰巳地所のご紹介

SUUMO・at home・HOME'Sで見つけた物件(新築戸建・リノベーションマンション)の仲介手数料が無料になるか無料で確認できるサービスの案内バナー

辰巳地所では、市原市・千葉市を中心に、千葉県内および一都三県の不動産購入・売却をサポートしています。

購入については、新築戸建・リノベーションマンション・リフォーム済戸建を中心に、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料は無料です。

リノベーションマンションについても、物件によって買主様の仲介手数料を無料でご案内できる場合があります。

SUUMO・アットホーム・HOME’Sなどで見つけた物件についても、当社で取り扱い可能な場合があります。

物件URLをお送りいただければ、仲介手数料無料の対象になるか、諸費用の目安も含めて確認します。

売却については、仲介手数料を相場の半額を基本にご相談いただけます。

ただし、物件価格や取引条件によって個別確認が必要です。

中古マンションの購入・売却では、物件価格だけでなく、管理費、修繕積立金、長期修繕計画、管理状態、修繕履歴、周辺の成約事例を確認することが大切です。

当社では、現地調査、役所調査、登記事項証明書の確認、売買契約書・重要事項説明書の作成、住宅ローン、司法書士・金融機関との調整、決済・引渡しまで丁寧にサポートしています。

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    高場智浩
    千葉県市原市出身/在住。法政大学文学部史学科卒。 賃貸仲介を経て、2015年より不動産売買仲介に従事しています。 城南・城西エリア、横浜市、川崎市、熱海市、湯河原町を中心に一都三県で、約400件の購入・売却のお手伝いをさせていただきました。購入・売却・住宅ローンなど、不動産に関するご相談を、わかりやすく丁寧にサポートいたします。