千葉市稲毛区の新築戸建はいくら?2026年10月のREINSデータでエリア別価格帯を比較
千葉市稲毛区で新築戸建を探していると、同じ稲毛区でも価格にかなり幅があることに気づきます。
2,000万円台後半から探せるエリアがある一方、JR稲毛駅に近いエリアでは5,000万円台、6,000万円台の登録もあります。
「稲毛区なら、4,000万円くらいあれば探せるのか」
「稲毛駅まで歩ける場所にすると、どのくらい価格が変わるのか」
「モノレール沿線まで広げると、選択肢は増えるのか」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2026年10月3日時点でREINS(レインズ)に登録されていた千葉市稲毛区の新築戸建74件をもとに、エリアごとの価格帯や利用駅、駅からの距離、土地・建物の広さなどを見ていきます。
ここで扱う価格は、その時点のREINS登録価格です。実際に売買が成立した成約価格とは異なるため、「稲毛区の新築戸建相場は○○万円」と一つの数字で見るのではなく、どのエリアに、どのくらいの価格帯の登録があるのかを知る材料としてご覧ください。
- 千葉市稲毛区の新築戸建は2,588万円から6,190万円
- エリア別では2,000万円台から6,000万円台まで差がある
- 山王町は2,000万円台後半から3,000万円台前半が中心
- 宮野木町・園生町は3,000万円台を中心に選択肢が広がる
- 長沼町・萩台町は土地の広さと価格を一緒に見たい
- 穴川・天台は4,000万円台の登録が中心
- 稲毛駅に近いエリアでは5,000万円台も目立つ
- 「稲毛駅を使える家」と「稲毛駅まで歩ける家」は分けて考える
- モノレール沿線まで広げると駅徒歩の選択肢が増える
- 3,000万円台以下は37件。ただしエリアによって偏りがある
- 4LDKが43件|価格だけでなく土地と建物のバランスを見る
- 稲毛区では「駅への近さ」と「土地の広さ」の優先順位を考える
- 物件価格だけでなく購入総額も確認したい
- 参考情報
- 辰巳地所のご紹介
- ご相談はこちら
千葉市稲毛区の新築戸建は2,588万円から6,190万円
今回確認した74件では、最低価格が2,588万円、最高価格が6,190万円でした。
中央値は約4,034万円、平均価格も約4,035万円です。
平均と中央値がほぼ同じため、数字だけを見ると「稲毛区では4,000万円前後が中心」と感じるかもしれません。
ただ、町名ごとに分けてみると状況はかなり違います。
山王町では2,000万円台後半から3,000万円台前半の登録が多い一方、小仲台7丁目では5,990万円と6,190万円が確認できます。
同じ稲毛区でも、利用できる駅や駅までの距離、土地の広さによって必要な予算は大きく変わります。
エリア別では2,000万円台から6,000万円台まで差がある
登録が3件以上あった主なエリアをまとめると、次のようになりました。
| エリア | 登録件数 | 最低価格 | 中央値 | 最高価格 |
|---|---|---|---|---|
| 山王町 | 16件 | 2,588万円 | 2,888万円 | 3,288万円 |
| 宮野木町 | 12件 | 2,990万円 | 3,940万円 | 4,290万円 |
| 園生町 | 10件 | 3,399万円 | 3,795万円 | 4,798万円 |
| 穴川2丁目 | 9件 | 3,990万円 | 4,490万円 | 5,090万円 |
| 長沼町 | 5件 | 3,699万円 | 4,190万円 | 5,080万円 |
| 萩台町 | 4件 | 3,288万円 | 4,280万円 | 4,790万円 |
| 穴川4丁目 | 3件 | 4,880万円 | 4,880万円 | 4,880万円 |
| 轟町4丁目 | 3件 | 4,390万円 | 5,298万円 | 5,498万円 |
登録数が少ないエリアもあるため、この表だけで町ごとの一般的な相場を判断することはできません。
それでも、今回の登録には一定の違いが見えます。
山王町では3,000万円前後、宮野木町・園生町では3,000万円台を中心に4,000万円台まで広がっています。
穴川・天台周辺では4,000万円台が目立ち、稲毛駅や西千葉駅に比較的近いエリアでは5,000万円を超える登録も増えてきます。
「稲毛区で4,000万円以内」という条件だけで探すより、自分の予算ならどのエリアまで候補になるのかを見ながら探した方が分かりやすくなります。
山王町は2,000万円台後半から3,000万円台前半が中心
今回、最も登録数が多かったのが山王町で、16件ありました。
最低価格は2,588万円、最高価格は3,288万円。中央値は2,888万円です。
2,000万円台だけでも複数の登録があり、今回の稲毛区全体の中では比較的価格を抑えたエリアとなっています。
土地面積も100㎡台から160㎡台まであり、4LDKを中心に登録されています。
一方、最寄り駅として登録されている四街道駅までは徒歩24~28分程度が中心です。
つまり、同じ「稲毛区」でも、JR稲毛駅徒歩圏とは住宅選びの性格がかなり異なります。
価格と土地の広さを優先できる方にとっては候補になりやすい一方、毎日の通勤で駅まで歩くことを重視する場合には、実際の移動方法まで考えておく必要があります。
宮野木町・園生町は3,000万円台を中心に選択肢が広がる
宮野木町は12件あり、2,990万円から4,290万円。中央値は3,940万円です。
園生町は10件で、3,399万円から4,798万円。中央値は約3,795万円となっています。
この2エリアでは、3,000万円台の登録を中心にしながら、条件によって4,000万円台まで幅があります。
宮野木町ではJR稲毛駅までバスを利用する登録が多く、園生町では稲毛駅へのバス利用に加えて、スポーツセンター駅や穴川駅を利用できる物件もあります。
「稲毛駅を利用したいけれど、駅徒歩にはこだわらない」という方であれば、こうしたエリアまで広げることで候補が増えてきます。
一方、同じ町内でも土地面積や建物面積、道路条件は異なります。
単に「宮野木町なら4,000万円以下」「園生町なら3,000万円台」と考えるのではなく、一件ずつ条件を見比べたいところです。
長沼町・萩台町は土地の広さと価格を一緒に見たい
長沼町では5件あり、3,699万円から5,080万円。中央値は4,190万円です。
萩台町は4件で、3,288万円から4,790万円。中央値は4,280万円となっています。
この2エリアでは、比較的土地面積の大きな登録が含まれていることが特徴です。
長沼町では190㎡台の土地、萩台町では180㎡台から230㎡を超える土地の登録もあります。
ただし、「土地が広いのに価格が安いから割安」と単純には判断できません。
土地面積には、道路から建物部分までの通路状部分が含まれる場合があります。また、敷地形状や接道、高低差などによって建物や駐車場としての使いやすさも変わります。
土地を見るときは、面積の数字だけではなく、配置図や接道状況、現地での車の出し入れなども確認した方がよいでしょう。
穴川・天台は4,000万円台の登録が中心
穴川2丁目は9件あり、3,990万円から5,090万円。中央値は4,490万円です。
天台4丁目・5丁目でも4,000万円台の登録が中心となっています。
このあたりは、JR稲毛駅だけでなく、千葉都市モノレールの穴川駅・天台駅を利用できる点が特徴です。
穴川2丁目では天台駅徒歩6~7分、穴川駅徒歩9分などの登録があります。
天台では穴川駅徒歩3~10分程度の物件が見られます。
JR稲毛駅に徒歩で近づくことだけを条件にすると予算が合わない場合でも、モノレール沿線まで選択肢を広げると、駅徒歩と価格のバランスが変わってきます。
千葉市の案内でも、稲毛区役所は千葉都市モノレール穴川駅や天台駅から徒歩でアクセスでき、JR稲毛駅からはバス利用が案内されています。
稲毛駅に近いエリアでは5,000万円台も目立つ
JR稲毛駅に比較的近いエリアを見ると、価格帯が変わってきます。
稲毛東6丁目では、稲毛駅徒歩13分の新築戸建が5,198万円で2件登録されています。
黒砂4丁目では稲毛駅徒歩14分で4,990万円。
小中台町では稲毛駅徒歩19分で5,599万円、小仲台7丁目では徒歩8分で5,990万円と6,190万円となっています。
今回の登録では、稲毛駅徒歩圏で5,000万円前後から6,000万円台の物件が目立つ結果となりました。
ただし、「稲毛駅に近いから必ず高い」というわけではありません。
土地面積、建物規模、前面道路、住宅の仕様など複数の条件が価格に影響します。
実際、小仲台9丁目には稲毛駅徒歩15分で4,380万円の登録もあります。
駅距離だけで判断せず、その価格でどのような土地と建物が得られるのかまで比較することが大切です。
「稲毛駅を使える家」と「稲毛駅まで歩ける家」は分けて考える
今回、JR稲毛駅を最寄り駅として登録されていたものは28件ありました。
価格は2,990万円から6,190万円。中央値は4,194万円です。
かなり幅があります。
理由の一つは、「稲毛駅最寄り」の中に、駅まで直接歩ける物件とバスを利用する物件が混ざっているためです。
宮野木町・園生町・長沼町などでは、稲毛駅までバスを利用する登録が多く見られます。
これに対して、小仲台・稲毛東・黒砂などでは稲毛駅徒歩圏の登録があります。
そのため、
「稲毛駅を生活圏として使いたい」
のか、
「自宅から稲毛駅まで歩きたい」
のかで、物件探しの条件はかなり変わります。
駅名だけで検索すると、一見すると価格差の大きな物件が一緒に表示されます。
実際の通勤・通学方法を考えながら、徒歩なのかバスなのかまで分けて比較すると選びやすくなります。
モノレール沿線まで広げると駅徒歩の選択肢が増える
稲毛区では、JR総武線だけでなく千葉都市モノレールも住宅探しの選択肢になります。
今回の74件のうち、駅から直接徒歩と登録されていたものは55件でした。
そのうち、
- 徒歩10分以内:22件
- 徒歩15分以内:35件
- 徒歩20分以内:39件
となっています。
徒歩物件の徒歩時間中央値は13分です。
穴川駅、天台駅、スポーツセンター駅、作草部駅などを最寄りとする新築戸建も複数あります。
特に穴川・天台周辺では駅徒歩10分以内の登録が多く、JR稲毛駅だけに絞って探す場合とは違った選択肢があります。
とはいえ、「駅徒歩10分だから便利」と一律には言えません。
通勤先によってはJRへ乗り換える必要がありますし、日常の買い物や学校への距離も確認したいところです。
駅までの時間だけでなく、その駅から普段の目的地までどう移動するのかまで考えて選ぶと、実際の暮らしとのズレを減らせます。
3,000万円台以下は37件。ただしエリアによって偏りがある
74件を価格帯別に見ると、次のようになりました。
| 登録価格 | 登録件数 |
|---|---|
| 2,999万円以下 | 10件 |
| 3,000万~3,499万円 | 12件 |
| 3,500万~3,999万円 | 15件 |
| 4,000万~4,499万円 | 17件 |
| 4,500万~4,999万円 | 11件 |
| 5,000万~5,999万円 | 8件 |
| 6,000万円以上 | 1件 |
| 合計 | 74件 |
4,000万円未満は37件で、ちょうど半数です。
これだけを見ると、「稲毛区では4,000万円以内でもかなり探せる」と感じるかもしれません。
ただし、低価格帯の登録は区内に均等にあるわけではありません。
2,000万円台の多くは山王町に集中しています。
3,000万円台になると宮野木町や園生町、長沼町などにも候補が広がります。
一方、穴川や小仲台などでは4,000万円台以上の登録が増えてきます。
価格帯を見るときは、件数だけではなく、その価格の物件がどのエリアにあるのかまで一緒に見ることが大切です。
4LDKが43件|価格だけでなく土地と建物のバランスを見る
間取りでは4LDKが最も多く、74件中43件でした。
全体の約58%です。
そのほか、3LDKが20件、2SLDKが5件、2LDKと3SLDKがそれぞれ2件、4SLDKと5LDKがそれぞれ1件となっています。
4LDKが中心ではありますが、同じ4LDKでも土地の使い方は大きく異なります。
山王町には土地130~160㎡前後で3,000万円前後の登録が複数あります。
一方、稲毛駅に近いエリアでは、土地70~80㎡台でも5,000万円を超える登録が見られます。
駅への近さを取る代わりに土地をコンパクトにするのか。
駅から少し離れて土地の広さを取るのか。
間取りの数字だけで比べるより、土地・建物・交通条件をセットで見る方が物件の違いを理解しやすくなります。
稲毛区では「駅への近さ」と「土地の広さ」の優先順位を考える
今回のREINSデータを見ると、稲毛区の住宅探しにはいくつか異なる選び方があります。
JR稲毛駅まで徒歩でアクセスできる場所を優先するのか。
宮野木町や園生町など、稲毛駅へバスで出る住宅地まで広げるのか。
穴川・天台・スポーツセンターなど、モノレール沿線を利用するのか。
あるいは山王町などまで広げて、価格や土地の広さを優先するのか。
条件によって、同じ予算でも候補になる物件は大きく変わります。
たとえば3,000万円前後なら、今回の登録では山王町や宮野木町などが中心です。
4,000万円前後になると園生町、宮野木町、長沼町、穴川・天台周辺などにも選択肢が広がります。
稲毛駅徒歩圏を重視すると、5,000万円前後から6,000万円台も視野に入ってきます。
「予算を上げるか下げるか」だけではなく、駅距離と土地の広さのどちらを優先するかを考えると、物件選びの方向が見えやすくなります。
物件価格だけでなく購入総額も確認したい
エリアによって物件価格が1,000万円、2,000万円と違えば、住宅ローンや必要な自己資金にも大きく影響します。
たとえば山王町の3,000万円前後の住宅と、稲毛駅徒歩圏の5,000万円台の住宅では、物件価格だけで2,000万円以上の差が出るケースがあります。
住宅ローンは、「金融機関からいくら借りられるか」だけで決めるものではありません。
毎月の返済額、固定資産税や保険料、教育費、車にかかる費用など、購入後の生活も含めて考える必要があります。
また、新築戸建を購入するときは、登記費用、住宅ローン関連費用、火災保険料など、物件価格以外の費用もかかります。
仲介会社を通じて購入する場合には、仲介手数料が必要になることもあります。
気になる物件が見つかったら、販売価格だけではなく、購入に必要な総額と毎月の返済額まで確認してから比較すると安心です。
参考情報
確認日:2026年10月3日
公益財団法人 東日本不動産流通機構「レインズってなに?」
URL:https://www.reins.or.jp/about/
公益財団法人 東日本不動産流通機構「不動産市場動向(統計)2026年」
URL:https://www.reins.or.jp/library/2026.html
公益財団法人 東日本不動産流通機構「機構概要」
URL:https://www.reins.or.jp/organization/overview.html
国土交通省「不動産情報ライブラリ」
URL:https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
千葉市「区の概要」
URL:https://www.city.chiba.jp/inage/chiikizukuri/chiiki_top.html
千葉市「区役所へのアクセス」
URL:https://www.city.chiba.jp/inage/somu/b-0004.html
※価格・土地面積・建物面積・間取り・交通等の集計元:2026年10月3日時点で株式会社辰巳地所がREINS(レインズ)で確認した、千葉市稲毛区内の新築戸建「売買物件検索結果(在庫)」。
※REINSの登録情報は時点によって変わります。本記事で紹介した件数や価格帯は、千葉市稲毛区で販売されているすべての新築戸建や実際の成約価格を示すものではありません。
辰巳地所のご紹介

辰巳地所では、千葉市・市原市を中心に、新築戸建の購入をサポートしています。
稲毛区では、今回ご紹介したように、山王町・宮野木町・園生町・穴川・小仲台など、エリアによって価格帯や利用できる交通機関、土地の広さが大きく異なります。
「3,500万円前後ならどこまで探せるのか」
「稲毛駅へのアクセスを確保しながら予算を抑えたい」
「JR稲毛駅徒歩圏とモノレール沿線では、どちらが自分たちに合うのか」
といった段階からご相談いただけます。
新築戸建については、売主様から当社へ仲介手数料が支払われる物件であれば、買主様の仲介手数料は無料です。
SUUMO・アットホーム・HOME’Sなどで見つけた物件も、当社で取り扱える場合があります。気になる物件のURLをお送りいただければ、仲介手数料無料の対象になるかを確認し、購入諸費用の目安とあわせてご案内します。
住宅ローンについても、住宅ローンアドバイザー・FPの視点から、借入可能額だけを基準にせず、毎月の返済額や購入後の生活を踏まえながら資金計画を一緒に考えます。
現地確認、役所調査、登記事項証明書等の確認、売買契約書・重要事項説明書の作成、住宅ローン、金融機関・司法書士との調整、決済・引渡しまで、一連の手続きを丁寧にサポートしています。
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